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書籍と雑誌の要約と解説

ママ、紙オムツヤメテ!!

「子育て常識のウソ」を告発

装丁
ママ、紙オムツヤメテ!! ママ、紙オムツヤメテ!!
谷口祐司(育児研究家)
文園社
ISBN4-89336-916-4
1995/04/01
¥777
あなたのかわいい赤ちゃんが、
頭が悪く意地悪な子供に育っているなら、あなたは幸せですか?
知らないから便利でよいと思って使っていたものが、
こんなにも赤ちゃんの知能をおくらせ、からだを壊しているとするならば……
知らなかったでは、もう、遅いのです。
目次
  1. 紙オムツは子どもをダメにする
    1. 赤ちゃんは紙オムツで“気分は最悪”
      1. 紙オムツは通気性ゼロ、赤ちゃんのお尻は正直です
      2. 紙オムツの中は不快指数一〇〇%
      3. 赤ちゃんは怒っています
      4. 実験でも証明された紙オムツのウソ
    2. どうして石油でできたものが紙オムツなの?
      1. 紙オムツは石油オムツだった
      2. 高分子吸収体は建築材のスキ間防止にも使う
      3. いったいどこに紙が使われている?
      4. 不当表示が公然とまかり通る不思議
      5. あとの公害は知らん顔
    3. オムツに対する認識が低すぎる
      1. 赤ちゃんにとって楽しいはずの外出。でも、なぜ泣くの?
      2. 紙オムツの一時間は地獄の苦しみ
      3. 豊かな心、すばらしい才能をつみとる紙オムツ
      4. オムツなしが本当はいちばんいい
      5. 外出のときこそ紙オムツはやめよう
    4. 紙オムツで育った子どもは性格がゆがむ
      1. 紙オムツが普及した国は滅びる!?
      2. アメリカの家庭内暴力の原因も紙オムツだった
    5. “もれないオムツ”より“もれるオムツ”
      1. “もれないオムツ”は赤ちゃんをクソまみれにする
      2. “もれない”とはムレるということ
      3. 紙オムツではグッスリ眠れない
      4. もれたら取り替えればいい
    6. 紙オムツをしているとオムツがとれない……
      1. オムツが気持ち悪いと脳の発達は遅れる
      2. 紙オムツはぬれる前から気持ちが悪い
      3. オムツを早くとりたければ紙オムツは絶対使うな!
    7. 病院と医者はなぜ紙オムツをすすめるのか
      1. 病院を信じるとたいへんなことになる
      2. 商売のために赤ちゃんを食いものにする
      3. 医者が赤ちゃんを病気にする
      4. 病院とメーカーが手を組んで赤ちゃんをいじめる
  2. お母さんが告発する紙オムツのおそろしさ
    1. お母さんからの告発――育児文化研究所にきた手紙から
      1. オムツをとれるのが遅かった
      2. かみつくのは紙オムツのせいだった
      3. 帝王切開後の紙オムツで私がかぶれた
      4. サラサラどころかムレムレ
      5. 夜だけしか使っていないのに、すぐかみつく
      6. 納得がいかない“新生児に紙オムツ”
      7. 出産後からずっとつづいていたオムツかぶれ
      8. 紙オムツで赤いブツブツ
      9. ナプキンでも一時間ごとに替えるのに……
      10. 紙オムツをやめたら「シーシー」をいうようになった
      11. 紙オムツを試しに使ってみたら汗びっしょり
      12. 病院の先生は“安全”というけれど……
      13. 紙オムツは一度使っただけ
      14. 一歳半の子どもがいやがった
      15. ロンドンでは紙オムツが当たり前
      16. ベビーネンネでずいぶんラクになりました
      17. 夜泣きの原因は紙オムツ
      18. 寝たきり老人も紙オムツで床ずれができた
      19. 悪いところがめだつのは紙オムツのせい?
      20. 紙オムツをするとイヤそうな顔
      21. 知らなかったら紙オムツを使っていたかも……
      22. ベビーネンネは赤ちゃんの身になってつくられている
      23. 紙オムツは燃えない!
    2. 紙オムツの害にやっと気づきはじめた――保健所、役所、病院へのアンケート
      1. 病院は相変わらず無関心
  3. 子育ての常識、ウソ・ホント
    1. “さらしオムツがいちばんいい”というウソ
      1. さらしオムツを使う必然性は?
      2. “大きいこと”は悪いこと
      3. さらしはオムツに適していない
      4. 赤ちゃんにとって本当にいいオムツとは?
    2. オムツかぶれはどうしてできるの?
      1. 大人だってかぶれる
      2. オムツかぶれを最小限にする法
      3. 赤ちゃんはかゆくても痛くても説明できない
    3. トイレ・トレーニングのコツ
      1. 誰も教えてくれない育児の基本
      2. 丸ハダカだと脳はどんどん発達する
      3. トイレ・トレーニングに必要な三つの条件
      4. “ゆっくり気長に”がコツ
    4. 「母乳は規則正しく」「抱きグセはよくない」は大まちがい
      1. 母乳はいつあげてもよい
      2. 抱きグセ、添い寝は親孝行のモト
    5. 「粉ミルクを足せ」はメーカーの陰謀
      1. 全然気にしなくてよいパーセンタイル
      2. 体重のふえ方が悪いのは知能の発達がよい証拠
      3. 母乳は努力すれば出る!
      4. オッパイをあげるのがお母さんの仕事
      5. 母乳の味は一回で六種類
    6. 母乳はいつやめればいい?
      1. 「六ヵ月で断乳」なんてとんでもない
      2. 二歳までたっぷりオッパイを
      3. オッパイは愛情を与えるスキンシップ
      4. 離乳食は母乳を補うもの
    7. 夜泣きには本物とニセ物がある
      1. 夜泣きは自然に治らない
      2. 泣き寝入りはお母さんとのミゾをつくる
      3. 本当の夜泣きは二〇%以下
    8. 先輩の育児論を鵜呑みにするな!
      1. 先輩のアドバイスには大きなお世話が多い
      2. 一人一人みんな個性がある
      3. 雑音が多すぎる
    9. おばあちゃんの育児法はどこまで正しいか
      1. 「しつけ」は参考に、でも過保護は……
      2. かぜをひくのは正常な証拠
      3. あんまり薬に頼らない
  4. 清らなかな心を育てる育児学
    1. 胎教が赤ちゃんの性格を左右する
      1. 赤ちゃんは清らかな天使
      2. 妊娠中の酒、タバコは天性を殺す
      3. 赤ちゃんが父親になつかないのは母親のせい
      4. イヤイヤ産むと母親を拒絶する
      5. 悪い胎教は修正できる
      6. 自然流産は赤ちゃんが出した結論
      7. 禁欲生活は百害あって一利なし
    2. やさしい心は気持ちのよいベビー衣料から
      1. さらしオムツは日本人の体型を悪くした
      2. 赤ちゃんにとっての肌着は第二の皮膚
      3. 思いやりのある性格は気持ちよい肌着でつくられる
      4. 正しいベビー衣料の選び方
      5. 赤ちゃんの未来はお母さん次第
文献
  • 『毎日新聞』「「紙おむつ」紙じゃない」1986年1月26日[P.21]

内容

  1. 表面も中もほとんど九九%が石油製品、いわば、あれは本当は「石油オムツ」というべきものなのです。[P.20]
  2. オムツの通気性実験[P.29-30]
  3. オムツの通気性検査[P.38-40]
  4. 某紙オムツメーカーの社員の奥さんが、私に電話をしてきて、「大きな声ではいえませんが、我が家の長男には使ってはいません」[P.50]
  5. アメリカのオムツの現在の状況は、リースが三〇%、さらしなどの四角いオムツ四〇%、そして紙オムツが三〇%となっています。[P.68]
  6. オムツの交換回数調査[P.69-70]
  7. 病院に取り入るオムツメーカー[P.88-91]
  8. 紙オムツ被害談(育児文化研究所宛の手紙)[P.99-114]

オムツの通気性実験[P.29-30]

まず、ふつうのウールのオムツカバーを手に持って、
窓ガラスの前に立ちます(ガラステーブルでもよい)。

オムツカバーを顔の前で広げ、そのままガラスに顔を近づけて、
カバーの内側から、思いきり「フーッ」と息を吹きかけます。

オムツカバーの向こう側、ガラスの表面が白くくもりましたね。
あなたの息が繊維を通過して、ガラスに到達した証拠。
つまり、カバーには通気性がある、ということの証明です。

では次に紙オムツ。

同じように顔の前で広げ、ガラスに顔を近づけて、
思いっきり(それこそ、思いっきり!!)内側から、息を吹きかけてみてください。

どうでしょうか。ガラスは白くくもったでしょうか。

透明で何のくもりもなければ通気性はゼロ。

息が足りなかったのかもしれない? 
ではもう一度、前よりももっと力をこめて、吹いてみましょう。
それっ「フーッ!!」。

では、今度は赤ちゃんがおしっこをした状態での通気性を調べてみましょう。
一カップ(約二〇〇c.c. 一日四回交換としての一回分)の水を紙オムツの中に入れ、
前よりも力をこめて吹いてください。

どうですか?

顔がまっかになるほど力をこめて空気を送っても、ガラスは白くくもらないと思います。

当たり前です。紙オムツには通気性がないからです。

テレビの画面でいくら「通気性がある○○シート」の宣伝をしてみせても、
お母さんが自分の手で、こんな簡単な実験をしてみさえすれば、
たちまちそれがウソであることがバレてしまいます。

オムツの通気性検査[P.38-40]

紙オムツに通気性がほとんどないことは、科学的にもきちんと証明されています。

左は、(財)日本化学繊維検査協会が行なった、
各オムツの通気性に関する実験結果です。

ベビーネンネというのは、あとでくわしく述べますが、
私の開発した小判型のオムツ(スペア)。
カバーとネットと共に三点一組で使用する形になっています。

さらしオムツというのは、ふつうのもめんのオムツ。カバーと共に使うもの。

そして、市販の紙オムツです。

テストは一秒間に一cm2当たり、どれだけの空気量を通すか、をみたものです。

通気性テストの結果は、⑤のように、各オムツに六〇c.c.の水をこぼしてみたところ、
紙オムツは〇・〇五以下と、ほとんど通気性がない、ということがハッキリしました。
私たちが、自分の目や手、感触で“クロ”と判断したものが、
具体的な数字の上でも裏づけされたことになります。

やはりメーカーの誇大なコマーシャルは、ウソだったということがわかりました。

これに対し、ふつうのさらしオムツは、〇・三三、
小判型のベビーネンネは八・八という数値です。
ベビーネンネは、カバーとネットを加えて三点にしてもなお、七・三と、
さらしオムツに比べて、通気性は格段によいことがわかります。

ベビーネンネ、さらしオムツ、紙オムツの通気性テスト及び保水量

①乾燥重量

ネンネスペア小判型 さらしオムツ 紙オムツ
43g 48g 50g

②ネンネスリーセット(カバー、スペア、ネット)、
さらしオムツ(+ネルウールカバー)、
紙オムツの通気性〔JIS L 1096〕

ネンネスリーセット さらしオムツ+カバー 紙オムツ
42.8cm3/cm2/s 13.03/cm2/s 0.3以下

③ネンネスペア、さらしオムツ、紙オムツ、10分浸漬後の保水量

ネンネスペア小判型 さらしオムツ 紙オムツ
117c.c. 72c.c. 195c.c.

④ネンネスペア、さらしオムツ、紙オムツ、15分間吊下げ後の重量

スペア小判型 さらしオムツ 紙オムツ
160g 120g 245g

⑤湿通気性
スペア、さらしオムツ、紙オムツの場合乾燥生地に60c.c.の水を含ませ1分後計測

ネンネスペア小判型 さらしオムツ 紙オムツ
8.8cm3/cm2/s 0.33cm3/cm2/s 0.05以下

⑥湿通気性
⑤にカバーを組み合わせて計測

ネンネスリーセット さらしオムツ+カバー 紙オムツ
7.3cm3/cm2/s 0.33cm3/cm2/s 0.05以下

〔cm3/cm2/s 1分間に1平方センチメートルを通過した空気量を表す〕

オムツの交換回数調査[P.69-70]

これはかつて、東京と大阪の一五〇〇人のお母さんに頼んで私が調査したものです。
毎日のオムツ交換の回数と、オムツ交換後一〇分後に、オムツの中にいっぺん手を入れて、
ぬれていないかどうかを確認してもらう、これを六ヵ月間続けて調査をしました。

その結果が「一一時間三六分」赤ちゃんのお尻のぬれている時間です。
一日二四時間のうちのなんと半分弱、です。

<中略>

そして、オムツ交換の回数の平均は、日本は一二回でした。

病院に取り入るオムツメーカー[P.88-91]

自分の赤ちゃんに紙オムツを使っているお母さんが最初に使いはじめたキッカケは、
いったい何だったのでしょうか。

いろんなお母さんに聞いてみると、意外にも自分から積極的に紙オムツを使おうと、
出産前から思っていた人は、少ないようでした。
それなのに、どうして使いはじめるのか。

キッカケは、なんと思わぬところにありました。

赤ちゃんを出産した病院だったのです。

「病院を退院するときに、紙オムツのサンプルをたくさんもらったので、使ってみた」

「病院に入院している間、赤ちゃんはずっと紙オムツをさせられていたので、
病院が使うなら安心と思った」

などというお母さんの声が、最近とてもふえてきました。

<中略>

病院は、何も各種のテストをした上で、紙オムツを良しと認めて使っているわけではないのです。
病院に紙オムツがたくさんあふれているのは、単に紙オムツのメーカーが、病院をターゲットにして、
多量にサンプルをバラまいているからなのです。

それも以前は、国立や公立の大きな病院だけが、メーカーの主なターゲットでした。
ところが最近では、小さな町の個人病院、産婦人科まで名簿を調べて、
各メーカーがどっとサンプルを送ってよこすのです。

病院のほうでは、実は紙オムツがあふれて困っている、というのが現状です。

私は各地で定期的に育児講演を行なっているのですが、
先日も、三重、岐阜、滋賀の各県を訪ねたときに、こんなことがありました。

育児講演をやるときは、その土地の産婦人科など個人病院に、
講演のチケットを何枚か配っておくのですが、
そのときたまたま病院の医師に聞いたところでは、最近は特にすさまじいのだそうです。

「紙オムツがいいとは思えないけれども、メーカーがあまりにたくさん送ってくるので、
一パックずつ、退院のときに患者に配っている。それでもとてもさばききれない。
使用する量の四~五倍の紙オムツを、各社から別々に送ってくるので、
もうかさばるし、置き場はないし、本当に困っている」

というのです。
中には「新生児にはずっと貸オムツを使っていたがリースより安いので、
タダで送られてくる紙オムツに替えた」

という個人病院もありました。

紙オムツ被害談(育児文化研究所宛の手紙)[P.99-114]

●かみつくのは紙オムツのせいだった[P.99]

愛知県西尾市 島崎万智子さん
便利だからということで、去年の夏より、紙オムツを使っておりました。
その間、子どもがイライラしたり私や主人によくかみつくので心配していたのですが、
その原因が紙オムツにあるとは、
谷口先生のお話をうかがうまでは、全然思いもしませんでした。

さっそくその日から紙オムツをやめ、ベビーネンネのスリーセットにしました。
今は表情もいきいきとしており、イライラしてかみつくこともなくなりました。
気持ちの悪い状態がいかに悪い性格をつくるか、ということを実感しております。

●帝王切開後の紙オムツで私がかぶれた[P.99-100]

神奈川県横浜市 榎本とし子さん
帝王切開による出産だったため、手術後紙オムツをつけられてしまいました。
一日つけただけで、私のお尻がひどいオムツかぶれになってしまいました。
また、性器のカユミもひどくどうにもがまんできません。

紙オムツのおそろしさは文化ニュースを通じて知っておりましたが
こんなにもひどいものとは思っておりませんでした。

大人の私でさえこんなひどいオムツかぶれですから、
デリケートな赤ちゃんにとってどんなに不快で悪いものであるか痛感しました。

●納得がいかない“新生児に紙オムツ”[P.103]

三重県四日市 村田裕子さん
以前、長女の佳奈美にも、実家からの帰り、いつも使っていたベビーネンネが不足して、
紙オムツを使ったことがありましたが、車の中で痛いと泣きわめき、
苦労して連れて帰ったことがありました。
多分佳奈美の「イタイ!」は「不快」だということなのでしょう。

●出産後からずっとつづいていたオムツかぶれ[P.104]

北海道札幌市 中川かおるさん
病院で紙オムツを使ったため、うちの子は出産後まもなくからオムツかぶれがひどく、
二カ月ほど病院通いをしていましたが
いっこうによくなる傾向が見えずほとほと困っていた折、
谷口先生が札幌で「こころの子育て」というタイトルで育児講演会を開かれました。

その場にいらしたベビーネンネの製品を使用しているお母さん方が
一度もかぶれたことがないといっていたので、
それでは一度試してみようかと思いその日のうちに買い使用してみたところ、
あのかぶれがウソのようになくなったのです。

●紙オムツで赤いブツブツ[P.104-105]

愛知県名古屋市 森川郁子さん
近所のお母さん方に、「夜は紙オムツがいちばん!」とすすめられ、
「外出のときもやっぱり紙オムツがいいわよ」とすすめられました。
それである日、長時間の外出のために、退院のときに病院からもらった紙オムツ
(その他、試供品をもらったこともあったので)使ってみたのです、
あけてビックリ!! ほんの二時間。

足のつけ根などに赤いブツブツで、とても痛そうでした。
残りを全部捨てました。

●紙オムツは一度使っただけ[P.110]

北海道札幌市 山田知実さん
子どももほとんど人見知りもなく「キゲンのいい子ね」と見知らぬ人からもいわれるほどです。
紙オムツは一度親族に不幸があり、二泊三日で出かけたときに使用しましたが、
やはり赤くかぶれたためそれからは一度もさせていません。

●一歳半の子どもがいやがった[P.110-111]

三重県鈴鹿市 中川愛子さん
長女の絵美子が一歳半のときのことですが、一泊二日の旅行に友人と一緒にいきました。
そのとき友人のすすめで紙オムツをはじめて、絵美子に使ってみたのです。
それから一カ月たって、今度は、日帰りの外出だったのですが、
前の旅行の残りの紙オムツがあったので、
もったいないと思ってひろげてつける準備をしていると、
絵美子がきて、紙オムツをとりあげて、

「これはこうやっておいて」

といってもとの通りにたたんでしまうのです。
もう一度私がひろげると、ちょっと怒ったような顔つきで同じようにたたんでしまい、
絶対つけさせてくれませんでした。

今思うに、旅行のときの紙オムツがよほどいやだったんだなあと思います。

●ロンドンでは紙オムツが当たり前[P.112]

大阪府豊中市 柏原淳子さん
この三月、一人娘の真理を連れてロンドンへいったとき、
飛行機の中ではお洗濯ができないので紙オムツをしました。
でも手まめに替えたので、そのときはオムツかぶれはなんとかできませんでした。

そしてロンドンの弟夫婦に四日間、真理を預けて夫婦でパリへいってきたのですが、
帰ってみてビックリ、真理のお尻がまっかにかぶれていたのです。
弟の嫁はロンドンのお母さんたちが皆しているように、
四~五時間に一回(つまり一日五~六回)紙オムツを替える程度だったのです。

●夜泣きの原因は紙オムツ[P.113-114]

三重県鈴鹿市 桐生美佳さん
長女の麻未は、生まれてからずっとベビーネンネを使っていました。
とても身軽なせいか、他の布オムツの赤ちゃんと比べて成長が早かったように思います。
一〇カ月後半で一人歩きもできたし、一歳三カ月では、
私が歌を歌ってやるとそれなりに口がついてくるようになり、
からだでリズムをとりとてもかわいくなってきました。

それが、先日、岐阜の主人の祖母に、ひ孫にあたる麻未を見せにいったとき、
つい長時間のため、紙オムツはよくないと知りながら、便利さのあまり使ってしまったのです。

その後ニ週間くらい夜寝るときに使ったら、口に出せないだけに、
私を見るとあたりかまわずかみついたり、たたいたりで、
夜は泣いてばかりでちっとも寝てくれませんでした。
「紙オムツがよくない」という谷口先生のご意見を聞いて、
原因はこれしかないと主人ともどもびっくりし、残っていた紙オムツを処分して、
“麻未ちゃんごめんね、ママの手抜きのためにごめんね”とあやまり続けたら、
ニ、三日で夜もぐっすり寝てくれるようになりました。

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