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東南アジアの反日感情を煽る“味の素”

東南アジアの味の素特集の全てを翻訳掲載

装丁
東南アジアの反日感情を煽る“味の素” 東南アジアの反日感情を煽る“味の素”
瀬戸弘幸(世界戦略研究所創設者)
展転社(日本企業の世界戦略シリーズ)
ISBN4-88656-023-7
1986/12/01
¥680
日本人蔑視の新流行語となったAJI-NO-MOTO!
今やジャップに替わる日本人批判の代名詞になった恐るべき味の素㈱の商法をえぐる。
解説
私が本書を書く契機となったのは、本文の中でも繰り返し触れているように、
タイ帰りの有人に聞いた一つのエピソードであった。

日本人が「アジノモト」と呼ばれている。

この事実の断片が背後に含んでいる国家的問題について、
民族主義者としての危機感が筆を執らせ、本稿を書かしめた。

目次
  1. 日本人蔑視の流行語となった「AJI・NO・MOTO」!
    1. <味の素>に対する消費者の疑惑
    2. 東南アジアで“アジノモト”と蔑称される日本人
    3. 日本人のように頭がよくなり、美人になる!
    4. 化学調味料使用が激増
    5. タイ味の素(株)工場を訪ねる
    6. 恐ろしい中華料理店症候群
    7. なぜ日本のマスコミに<味の素>に関する記事が少ないのか
    8. タイの消費者団体と話し合う
    9. <味の素>批判からやがて日本批判へ
  2. 東南アジアの<味の素>批判
    1. タイ(PARTⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ)
    2. マレーシア
    3. インドネシア
  3. 最先端科学からの警告
    1. 発癌性物質についての「癌」誌レポート
    2. 新甘味料アスパルテームの大問題
  4. 味の素(株)の企業体質を問う
    1. 黙殺された公開質問状
    2. 広報課員が言い放った「取材拒否の自由」など存在しない
    3. 巧みな宣伝攻勢のメリット
文献
  • 里見宏『危険な新甘味料・アスパルテーム – 産・官・学ゆ着のワナ』[P.195]
  • 長谷川正『味の素の経営戦略』[P.213]

内容

発癌性報道で味の素の消費量激減[P.15]

<味の素>の主要成分(九五%以上)はグルタミン酸ソーダ(化学名でMSGと呼ばれる)だが、
日本癌学会を始め多くの学者が、熱を加えると発癌性物質を発する有害な物質である、と警告している。
この発表があって以来、わが国における<味の素>の消費は激減したと伝えられているが、
味の素㈱は国内における<味の素>の消費データーの公表をかたくなに拒否し続けている。

東南アジアで日本人はアジノモトと呼ばれている[P.16]

「世界戦略研究所」がこの<味の素>に興味をいだいたのは、小さなきっかけだった。
昨年暮、私の友人がタイ国の首都バンコク市を訪れた際に、
市内のメナム川に接する水上市場において、土産物を買おうとしていたら、
突然、現地のタイ人から指を差されて「アジノモト!」と呼ばれてギクッした、
と聞かされたことに始まる。

私の友人は土産物が余りにも多いので、いろいろ手にとって見ていると、
タイ人が値段の高そうなものばかり奨めるので、手を横に振ってノウノウと答えると、
そのタイ人は目を険しくして「アジノモト!」と罵声を浴びせた、というのである。

私の友人はこれまでもたびたび仕事の関係上、東南アジア各国を訪問しているが、
これまで各地で「ホンダ!」「カワサキ!」などと呼ばれてとまどったことがあったそうだ。
ホンダ・カワサキとは言うまでもなく本田技研・川崎重工業というわが国の大手メーカーで、
東南アジアのどこに行っても日本のバイクが走り廻っている。
友人が言うには、最近やたらと日本人のことを
「アジノモト!」と呼ぶ現地の人が増えているらしい。

我々日本人はアメリカ人を「ヤンキー」と呼び、日本人は「ジャップ」などと呼ばれる。
これは明らかに相手を蔑視した呼び方だが、今、東南アジアの各国において、
日本人を「ジャップ」のかわりに「アジノモト!」と呼ぶことが流行している、という。

タイの<味の素>ボイコット宣言[P.20-23]

タイ消費者人権活動家によると、東南アジアの料理に広く用いられている
グルタミン酸ナトリウム(MSG)は金の浪費であり、かつ健康に有害である。
バンコクに本部をもつタイ消費者のボランディア・グループ(VGCT)の
会長であるソムチェット・ジャンチャイ夫人は、
「日本の<味の素>のような国際的な企業によるMSGの侵略的な販売は、
タイ国の消費者に対する深刻な脅威であり停止されるべきである」と述べている。

ジャンチャイ夫人は、新しいMSGに関するパンフレットの発行と同時にスピーチも行った。
このパンフレットは「MSG製造業者により氾濫しているMSGの広告に対する反対広告である」と。

<中略>

ジャンチャイ夫人は最後につけ加えた。
「タイの消費者は、業者の広告に対抗して新しいスローガンを学ばねばなりません。
『MSG反対――悪趣味、下品』」

(プレス・リリース誌一九八四年一二月12日号)

タイ人は味の素を大量に使用している[P.24_63-64_100_106_118]

よく聞くニュースであるが、東北タイの住民は化学調味料をモチ米にかけて食しているという事である。

タイ『消費者マガジン』1985年Vol.2,№13

*   *   *

  • 〔問〕 東北タイの人々が、主食のモチ米に化学調味料をつけて食べているという話をご存知ですか。
  • 〔答〕 それは事実です。食物が足りないので、化学調味料や魚しょうゆがあると、それを振りかけて食べるんですね。
  • 〔問〕 自身で目撃したことがあるんですか。
  • 〔答〕 ええ、あります。だいぶ以前から行われているようです。

ビータイ㈱のスックリー・ナーサムラーン社長

*   *   *

屋台のタイソバ屋、おかゆ屋、食堂街んどをのぞいてご覧なさい。
ほとんど一椀ごとにスプーン一杯や半杯分も入れているんですから、驚きます。

スウォンケー・パーリウニット助教授(技術専科大学家政学科長)

*   *   *

我が国と来たら、オムレツを作る時でも袋の半分も入れている有様です。

タワット・カナボディー博士(カセサート農業大学理学部動物学科

タクシー運転手の中華料理店症候群談[P.29-30]

帰りのタクシーの中で、運転手に<味の素>について聞いてみた。
運転手は思いもかけずに即座に、
「あれはいけないものだから、食べないようにしています」と答えた。
友人の紹介で雇った通訳のガイドも、同じようなことを言っている。
「どうしていけないものなのか」「誰かにそう教えられたのか」と、私はたたみかけて聞いてみた。
すると彼らは、「イヤ、自分が食べたら頭がグロッキーになった。
しばらくすると治ってなんともないが、それ以来、恐ろしくなって食べるのをやめた」と、
自己の体験談を語ってくれた。

<中略>

「どんな時に頭がグロッキーになったのか」と質問する私を、
丁度、昼ごはん時でもあったので、彼らは私を中華料理店に連れて行った。
まず驚いたのは、日本の喫茶店に行くと必ず置いてある
砂糖壷のような入れ物の中に<味の素>がいっぱい入っていたことだ。
さらに驚いたのは、それをスプーンですくってラーメンにかけて食べるということである。

そうすると、食べ終わってから十分後くらいに頭がガンガンしてきて、
立っていられなくなり、グロッキー状態になる。
しかし、三十分も静かにしていれば元に戻るという。

食用犬の捕獲に味の素を使うフィリピン民族[P.31]

<味の素>の製品の特性をうまく利用しているのがフィリッピンのある少数民族で、
ここでは食用犬の捕獲に使っている。
その方法は、魚の缶詰に<味の素>を大量に混入したエサを仕掛けて置き、
犬がそれを食べると失神、こん睡状態に陥るので、そこを捕獲するというものだが、
世にも恐ろしい話である(この時、<味の素>のウマ味が効いて犬の肉がひきたって
おいしくなるかどうかについては判らない)。

グルタミン酸ナトリウムは自然界に存在しない[P.56]

多くの読者は、化学調味料は自然界に存在する物質だと考えているようだが、それは事実ではない。
自然界に存在して食物の味覚を高める働きを有する物質はグルミタン酸であり、
その化学式は、HOOC-CH2ーCH2-CH(NH2)-COOHとなり、
この物質は簡単に分離できる。
これに対し、化学調味料は分離していない物質である。
なぜなら、それはアルカイ金属元素ナトリウム
(炭酸ナトリウムを加える初期段階の生産法を参照のこと)だからである。
これが自然界に存在するグルタミン酸と化学調味料(MSG)の違う点である。

タイ『消費者マガジン』1985年Vol.2,№13

タイの化学調味料消費者調査[P.66-67]

私達が調べた限りでは、化学調味料を使っているタイ人と使っていないタイ人の比率はほぼ互角であった。
つまり、使っている人は四四・九六%、使っていない人は五五・〇三%であった。
また、使う理由については、四五・二%が味覚が増すからと答え、五四・七九%の人は、
自分では使わないが、食堂や屋台の料理を通じて摂取していると答えた。
さらに、一〇・五%は、化学調味料を使い始めて半年以下にしかならず、
一二・五〇%は三~五年経過していた。
そして、これよりはるかに多い六一・五三%の人が、十年以上使い続けていると答えた。

化学調味料を使用して、身体に異常をきたした事があるかどうかの質問に対しては、
一七・〇九%があると答えたものの、
圧倒的多数の八三・七%が全くそのようなことはないと答えている
(タイ人の身体は何と頑健なのだろう)。
さらに興味深いことに、
八三・七五%の人が化学調味料の危険性についての情報に接したことがあると答え
(それでも化学調味料を使っている)、
一六・二五%がそうした話は知らないと答えている。

調査によれば、食事をともにする家族が二人なのは全体の一〇・七五%、
三~五人は四九・六六%、六~八人は三〇・二%、九人以上が九・三九%であり、
それぞれが次の表(66頁)のような量の化学調味料を摂取していた。

使用量
1匙以上 2.65
1匙 11.74
1/2匙 20.07
1/4匙 27.65
1/8匙 20.07
その他 17.80

タイの化学調味料生産工程[P.68-70]

最初、化学調味料が作られた頃の原料は、
小麦、トウモロコシ、海草、キャッサバ、砂糖キビなどであった。
現在、タイ国内には四つの化学調味料製造会社があり、会社によって原料は異なっている。
ラーチャーチューロット(味王)㈱は、最初から砂糖キビを主原料に用い、
キャッサバは一部しか用いていない。
味の素(タイ)㈱では、キャッサバだけである。
ピータイ㈱では、童謡にキャッサバだけを用い、
タイチューロット(泰味)㈱はキャッサバも砂糖キビも両方とも用いている。
結局のところ、大部分で安価なキャッサバが原料として使用されていることがわかる。

生産工程について見てみると、タピオカスターチ(Tapioca Starch)を用いる場合は、
キャッサバと硫酸(Sulfuric Acid)を一三〇度の温度でまず混合し、
ブドウ糖(Glucose)を作るこの過程は糖化(Sacharification)と呼ばれる。
しかし、砂糖生成過程の残りカスからできたシロップ(Molasses)であれば、
すでにブドウ糖になっており、この工程は不用である
(現在、工場では、硫酸のかわりに酸素を使うようになって来ている。
ここで使う酵素とは、澱粉糖化酵素(Gluco Amylase)である)。

次に、ブドウ糖を濾過し、殺菌する。
それをタンクに入れ、そこでも殺菌を行なう。
この過程がブドウ糖の醗酵過程である。
醗酵によって尿素(Urea)物質の一種、アンモニアグルタミン(Ammonium Glutamate)が生成する。
これを塩酸と反応させると、グルタミン酸とアンモニアに分解する。
さらに、グルタミン酸をソーダ灰(水酸化ナトリウムまたは苛性ソーダ)
と反応させることで、グルタミン酸ナトリウムまたはあk学調味料溶液を作り出す。
この物質はPH=七である。
最後に、活性炭(Actrirated Charcoal)で化学調味料を漂白すると、
一般市場で見られる白い化学調味料になる。

化学調味料水増し事件[P.63_78-79_119]

以前は、化学調味料は値段が高く、そのため数多くの悪徳商人が、
他の化学物質で作った偽の化学調味料を密造して販売した。
例えば、ホウ砂(四ホウ酸ナトリウム borax)や
メタリン酸塩(methaphosphate)のように人体に危険で、
胃腸障害を起こしたり、嘔吐させたりするものもあった。
しかし現在では、これらの偽の化学調味料は少なくなった。
とはいえ、砂糖や塩など、
直接人体に害のない物質を混入して水増しすることは依然として存在する。

タイ『消費者マガジン』1985年Vol.2,№13

*   *   *

地方へ配送する製品の袋を破り、これに砂糖を入れて水増しするのであるが、
この種の問題の解決策として、会社は警察に協力をお願いして、犯人を捕らえたこともある。
しかし幸いなことに、今日ではこうした悪質なケースは相当減った。
なぜなら、化学調味料と砂糖の値段がそうたいして違わなくなったからである。

ラーチャーチューロット㈱取締役社長ソンポン・チンタンマミット

*   *   *

市場で売っている化学調味料を買って調べて見ると、決してピュアなものではないですね。
単なる化学構造以外のものが混ざっています。
工場で入れているのではないでしょうか。

タワット・カナボディー博士(カセサート農業大学理学部動物学科)

ラーチャーチューロット㈱の弁明[P.79]

「自由世界の人々は商人というのを、ただ利益だけを追求し、
誰がどうなろうと無関心な連中と見なしている。
しかし、例えば中国のような国を見てみると、そこでは化学調味料工場はすべて国営企業だ。
彼等は一年に二万トン以上生産し、その上で不足分を輸入している。
もしこの商品が危険な代物であれば、そこから相当の利益が上がるとしても、
彼等はその製造に絶対手を染めないだろう。
私は何度も中国へ行って、どこでも化学調味料が売られているのを見た。
その品質は私達のものよりはるかに劣り、湿っぽい上に結晶の色も黄色で、
値段もずっと高いものであったのにもかかわらずである。
こうした事実を見ても、化学調味料が危険だなどとは、
諸外国では決して思われておらず、問題にならないことは一目瞭然である」

化学調味料廃棄物のリサイクル[P.82-83]

生産工程から出る排水(BX)には、まだ六%ほどの化学調味料が残っており、
他のアミノ酸も十種類以上含まれている。
そこで、魚養殖業者がこの排水を購入している。
排水が送られている県は、
コーラート、スコータイ、ペッブリー、ラーブリー、サムットサーコン、
サムットソンクラーム、スラータニー、チャイヤプームなどである。

タイ味の素㈱渉外部長ブンシー・スタンマーヌワットの弁明[P.88-90]

「他の発展途上国では、化学調味料の危険性を問題にする人は誰もいません」

<中略>

「少し前に、バンコクで一度会議が開かれました。
その会議には、米ジョージ・ワシントン大学のリチャード・ケネイ博士
(Dr.Richard A.Kenney)と米MITの専門家が招かれて講演をしましたが、
そこでも彼等は、化学調味料は安全であると断言しています。
二人は自ら研究実験をしているんです。
それに比べて、いろいろな噂の方は、たった一度も自分で研究実験をやってもおらず、
ただ他人の言を鵜呑みにしています」

<中略>

「妊婦のお腹の中の胎児は胎盤によってのみ母体と結合しています。
胎児は胎盤障壁(placental Barrier)によって保護されており、
化学調味料はこの障壁を通過することは絶対にできません。
これは自然界の原理なのですから。
しかも、母乳の中にもグルタミンがあります。
グルタミンは自然界のタンパク食品の中にあります。
人間の身体の中では、化学調味料を摂取した際、
自然界の食品中のグルミタンを摂取した時と全く同じ仕方で燃焼が起こります。
こういうことこそ、少しも語られることのない真実なのですが、
嘘の方が何と大きく語られているのでしょうか」

ビタミンB6は化学調味料の解毒剤[P.109-110]

私はもうひとつのまだ知られていない事象に注目しています。
それは、化学調味料がビタミンB6を減少させ、
その結果、人体に影響を及ぼすということです。
渡すが製造会社に、化学調味料を摂取する人は、
ビタミンB6を併せて摂った方がよいと忠告してやろうと思っています。

ピチャイ・トービビット博士(チュラロンコン大学理学部化学科助教授・タイ理学協会化学部理事兼書記)

「二日ネズミの染色体に対する化学調味料の影響」[P.122-123]

タワット・カナボディー博士とそのグループは、市販されている化学調味料(MSG)が、
赤血球(Limphocyte)など多くの義務を有する細胞に成長していく
骨髄細胞の染色体に異常を起こす原因について研究を行なった。

二十日ネズミに注射したMSG粉末の量は各々、
〇・〇〇〇五、〇・〇〇一〇、〇・〇〇一五、〇・〇〇二〇、
〇・〇〇二五g/gBWであった。
各々の量のMSGを注入された二十日ネズミは隔離され、
六、十二、二十四、三十六、四十八時間置かれた。
その後、実験個体の骨髄細胞を切り取り、細胞核分裂中期の染色体を調べた。

その結果、染色体が様々に変化していることが認められた。
この異変の状態は、化学調味料を注入して二十四時間に発生したのが最も多かった。
細胞またはある種の細胞群に起きた染色体レベルの異常は、
その細胞の受け持っている機能面に異常を引き起こす可能性がある。
そして、身体の他の様々のレベルへの影響も考えられる。

また、こうした異常は、体細胞(Somatic Cell)に関する遺伝部位にも生じ、
さらに異常を増加させる可能性がある。

FAOマークを無断使用したマレーシア味の素㈱[P.150-153]

国際消費者機構(IOCU)アジア太平洋地域事務局の調べによって、
マレーシア味の素が国連食糧農業機関(FAO)のマークを
無断使用したことが判明した(次項参照)。

このFAOのマークが無断使用されたのは、
マレーシアで発行されている英字新聞「ニュー・ストレート・タイムズ」と
「ザ・スター」紙上の広告で、一九八三年二月のことである。
これでは、いかにも<味の素>が
FAOのおスミつきを受けているかのような誤解を読者に与え、
明らかに誇大広告といわれても仕方がない。

IOCUアジア太平洋地域事務局からの連絡を受けたFAOは、
早速、独自の調査をして、それが事実だと知ると、
「味の素社にFAOマークの不正使用を即刻やめるよう要求すべきだ」と、
国連事務局に要請した。

このことは、FAOのデ・ヴィエルノ氏からIOCUアジア太平洋地域事務局の
フー・ゲイク・シム氏に宛てた一九八四年一月二十四日付け手紙で記されている。

ベナン消費者協会(CAP)は機関紙「ウタサン・コンシューマー(消費者の声)」で
このFAOのマーク不正使用事件を取りあげ、
国連開発計画(UNDP)も、全面的にペナン消費者協会を支持し、
味の素社がすみやかに不正使用の事実を認め謝罪すべきだと主張したのだった。

このFAOマーク不正使用事件について、
薬害医療被害情報センター(日本・神戸)が味の素㈱本社に
質問状を送ったところ、次のような回答がなされた。

一、一九八四年二月十三日、
マレーシア味の素代表がFAOのマレーシア地区責任者のキム氏に会い、謝罪した。

二、味の素本社(日本)は、マレーシア味の素社に対し、
今回のマーク使用はFAOの許可を得ていない旨の謝罪広告を出すよう指示した。

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