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書籍と雑誌の要約と解説

<改訂版>若がえり13の法則

動脈硬化は、コラーゲン不足だった

装丁
<改訂版>若がえり13の法則 <改訂版>若がえり13の法則
石井光(元旭ヶ丘病院副院長/新日本橋石井クリニック院長)
万葉舎
ISBN4-86050-064-1
C2047
2011/11/21

日本のコラーゲン研究の第一人者が監修

研究者が想像していたコラーゲンの臨床効果が
医師によって初めて科学的に明らかにされました。

東京農工大学名誉教授藤本大三郎

目次
  1. 若がえりの法則
    1. 若がえりの法則とは?
    2. 法則その1 コラーゲンは人体の結合組織
    3. 法則その2 コラーゲンは全身に分布
    4. 法則その3 骨や関節のコラーゲンが不足すると
    5. 法則その4 ビタミンCとコラーゲン
    6. 法則その5 飲んだコラーゲンはどうなる――プロリン説とペプチド説
    7. 法則その6 コラーゲンの素材・部位・価格
    8. 法則その7 吸収力(コラーゲン選択のための三つのポイント1)
    9. 法則その8 安全性(コラーゲン選択のための三つのポイント2)
    10. 法則その9 エビデンス(科学的な根拠)がある(コラーゲン選択のための三つのポイント3)
    11. 法則その10 食品からコラーゲンを摂ればサプリメントはいらない?
    12. 法則その11 コラーゲンを飲んでも体内でコラーゲン合成が促進されない?
    13. 法則その12 コラーゲンの正しい飲み方は?
    14. 法則その13 コラーゲンはどれくらい飲めばいいの?
  2. 高品質コラーゲンの驚くべき効果
    1. コラーゲンでアトピー性皮膚炎が良くなる?
    2. アトピー性皮膚炎改善体験談
    3. コラーゲンでシミが消える?
    4. コラーゲンで骨密度上昇?
    5. 骨密度上昇体験談
    6. 骨密度一二%上昇体験談
    7. 骨蜜度上昇比較試験
    8. 骨年齢若がえり体験談
    9. 関節痛改善効果具体例
    10. コラーゲンで血管老化抑制
    11. コラーゲンで脂質、肝機能が改善する
    12. コラーゲンで血圧が下がる?
    13. コラーゲンでペットが元気になる?
  3. アンチエイジングには高品質コラーゲン
    1. 萎縮性胃炎をコラーゲンで治す?
    2. コラーゲンに育毛効果?
    3. 頭髪の発毛効果体験談
    4. コラーゲンで免疫力を改善させる?
    5. コラーゲンで視力を改善できる?
    6. コラーゲンでアルツハイマーを予防できる?
    7. 加齢臭は老化コラーゲンのせい?
    8. 皮膚保湿力の測定
    9. 高品質コラーゲンで十四名にバストアップ効果
    10. 短期間で着実にバストアップ
    11. バストの骨組みを強化するコラーゲン
    12. バストアップ効果体験談
    13. コラーゲンQ&A
  4. プラセンタの話
    1. プラセンタ 万能薬として医療応用の歴史
    2. プラセンタ症例集
    3. プラセンタよくある質問
校正
  • 骨蜜度上昇比較試験→骨密度上昇比較試験[P.22]
  • 三三ページのグラフ→四五ページのグラフ[P.41]
  • 「特定保健用食品」として厚生労働省から認定されていれば安心です。[P.50]
  • アルツハイマーは脳内にアミロイドベータが沈着して発生する病気です。原因はまだ不明です。[P.109]

内容

魚皮由来低分子コラーゲンで国際特許を取得[P.3-5]

平成二十三年七月二十九日付けでシンガポール特許取得、
平成二十三年八月二十二日付けで欧州特許庁から許可が下りました。
現在、十カ国、英国、ドイツ、フランス、イタリア、スイス、
オーストリア、スカンジナビア三国に移行中です。
特許内容は、シンガポール特許は「血管老化抑制および抗老化剤」、
欧州は、「魚皮コラーゲンによるアテローム性粥状動脈硬化症の減少および予防剤」です。

現時点で同じ効果効能を持つ医薬品は存在しません。
僭越な表現でありますが、私が開発したコラーゲンは医薬品を越えたことになります。
国際特許で評価されたのは、白身魚の魚皮を低分子化されたコラーゲンを使用したことで、
他の原料、たとえば豚やうろこでは、吸収力、生理活性が劣るため、
特許取得は不可能だったでしょう。

国内特許は、特許庁の頑迷な判断で拒絶され、
知財高裁に訴えても審理の過程で特許庁が反論しませんと答弁したので、
勝ったと全員が思ったのですが、判決は棄却でした。
判決文を読むと、審理の過程には一切触れず初めから結論ありきで、
欧州特許庁が認めた内容を完全に否定するものでした。

私は世界で通用する特許だと信じて国際出願したのに、
国内で否定されるとは思わず、後から考えると、
国際出願していなかったらと背筋が寒くなると同時に、
日本国際特許庁は国益をなんら考えていないのだと感じざるを得ませんでした。

アテローム性粥状動脈硬化症老化コラーゲン学説[P.10-13]

加齢によりコラーゲン合成が低下すると、
ターンオーバー(新陳代謝)が遅れるため
新鮮なコラーゲンが供給されず血管内のコラーゲンは老化します。
これを老化コラーゲンと呼びます。
老化コラーゲンは脆弱なコラーゲンとなるため、
架橋形成しますがそのためひげ状の繊維ができます。
それが喰細胞によって傷ついた内膜から血管内に顔を出します。

それがちょうどアイスクリームの芯棒のようになり、
血液中の血小板やコレステロールがまとわりついてプラークが形成されるのです。
分かりやすく図解すると上図のようになります。

<プラークのできる過程>
① 血管内(内膜)に傷ができる →
② 老化コラーゲンがひげ状になって血管内に顔を出す →
③ 血管内の血小板やコレステロールがまとわりついてプラークに →
④ 成長したプラークは、血管の内空を狭めたり、また剥がれおちることがある。

新鮮なコラーゲンが血管に供給されると、
老化コラーゲンが退場してひげ状の変化も徐々に減少して
プラークは徐々に溶けて減少するのです。

<プラークの減少していく過程>
① 大きくなったプラーク →
② 新鮮なコラーゲンが血管内に供給されることにより →
③ → ④のように、徐々に血管内へとプラークが溶けだして、正常の血管の状態に。

欧州特許は十数名の患者の頚動脈エコーで、
コラーゲン投与前後の比較でプラークが減少することが評価されて取得しました。

フィッシュコラーゲン[P.13_39-43_49]

うろこは抽出の際塩酸処理するため、生理活性が低下することが知られています。

*

魚も皮から採取されますが、
ウロコも皮の一部なので使用されることがあります。
そこで魚は魚皮とウロコに分けて考えます。

魚皮は天然の白身魚が多く使われているようです。
素材コストが高いためごく一部の製品にしか使用されていません。

魚コラーゲンとかフィッシュコラーゲンと表示されていて
魚皮と明記されていないものはウロコが多いようです。
ティラピアというアマゾン河に生息し、
主に中国で養殖されている淡水魚のウロコが主に使われています。
ウロコが大きいため採取しやすいのです。

■素材価格

ウロコは養殖では本来廃棄物ですし、
採取も容易なので価格は天然魚皮の半分以下です。
魚皮は人手を使って一枚一枚はがさなければいけないのでコストが高いのです。
したがって素材価格は天然海洋性魚皮>養殖豚皮>養殖淡水魚ウロコとなります。

中略

胃液→膵液→十二指腸液と順番に体内と同じ条件下で分解すると、
最終的に同等の分子量で魚由来が動物由来の七倍の分解能を示します。

プロリン、ヒドロキシプロリンは他のアミノ酸より結合力が強いアミノ酸です。
動物由来コラーゲンにはプロリン、ヒドロキシプロリンが魚より多く含まれています。
そのため魚より分解が悪くなります。
そのことは低分子にしても、
動物のプロリン、ヒドロキシプロリンは魚より多く同じ比率なので変わりません。

コラーゲンは体内に入ると胃腸で分解されて最終的にアミノ酸ニ~三個のかたまり
(ジペプチド、トリペプチドという)になって腸管から吸収されるのです。
ですから分解しやすいコラーゲンは吸収がいいことになります。

なぜ動物は魚よりプロリン、ヒドロキシプロリンが多いの?(※温度・摂氏)

魚はもともと水温と体温が同じで、暖かい海にいるマグロは二七度、
タラなどの北の深海にいる魚は体温が一〇度から一五度です。
一方豚などの動物の体温は三七度です。
つまり、動物のコラーゲンは常に魚のコラーゲンより高温にさらされていることになります。
プロリン、ヒドロキシプロリンは熱に強いアミノ酸です。
二二~二七度の温度差のため動物のコラーゲンは、
ダーウインの進化論にしたがってプロリン、ヒドロキシプロリンを多く含むようになったのです。

*

ウロコは硬いので加熱しても溶けません。
ウロコからコラーゲンを抽出するには、強塩酸で化学処理をします。
ウロコのコラーゲンは残留塩酸が発生する可能性が否定できません。
魚皮は、加熱と酵素分解でコラーゲンを抽出するので、残留物はありません。

石井光の使命感[P.18]

私は、今までに得た臨床経験と知識をもとに、
皆様にコラーゲンに関する正しい情報をわかりやすく提供し、
国民の健康維持のために膨れ上がる医療費を減らすことが私に課せられた使命だと考えます。

プロリン説とペプチド説[P.35-37]

飲んだコラーゲンは体内合成にどのようにかかわるのでしょうか。
医学的にまだ十分解明されていない点もありますが、
東京農工大学の藤本大三郎名誉教授は次のように話しています。

「飲んだコラーゲンは分解されアミノ酸になります。
これがコラーゲンを合成する材料になります。
しかし、アミノ酸にまでバラバラになるのであれば、
別にコラーゲンを飲まなくても肉などのタンパク質でも良いはずだと思われます。
ところがコラーゲンを摂取すると体の中のコラーゲン合成が活発になることがわかってきました。
その理由としては、コラーゲンを合成するのに大量に必要な材料である
プロリンを十分供給できるからという説や、コラーゲンの分解で生じる断片
(ペプチド)がコラーゲン合成を進めるシグナルになるからという説が有力です」

コラーゲンの正しい飲み方講座[P.55-56]

飲んだコラーゲンが早く完全分解されるためには、
食事と一緒に摂らないほうがいいことはいうまでもありません。
完全分解されないコラーゲンは腸管を通過してしまい吸収されることはありません。
試験管内の研究の結果、分解されやすい魚皮由来低分子コラーゲンのみを
胃液に入れると二十分で完全分解されることがわかりました。
だからコラーゲンを飲んでから三十分は食事をしないほうが吸収がいいのです。
寝る前にコラーゲンを飲むと良いといいますが、
医学的には深夜胃腸が動くので健康に良くありません。

したがって、正しいコラーゲンの飲み方は
①早朝空腹時、②食前三十分(飲んでから三十分は食事しない)、
③冷たいビタミンCが豊富な果汁一〇〇%ジュース
(アセロラやローズヒップティーも可)で
必要量(年齢、体重と目的で異なる)を飲むことです。

コラーゲンの所要量[P.58-59]

成人が一日に代謝(破壊)するコラーゲンは二グラムであることを前述しました。
だから健康維持には一日二グラム摂ればいいことになります。
医療目的やバストアップには一日倍量の四グラム必要なようです。
高齢者で胸椎と腰椎に合計六ヶ所圧迫骨折を起こしている女性で数ヶ月間、
一日七・五グラムを飲み続け、骨密度が上昇して疼痛が改善した例があります。
コラーゲンは過剰に摂りすぎても吸収されずに排泄されるので心配はいりません。
ただし、コラーゲンはタンパク質なので体質により
湿しんや吹き出物等アレルギー反応が出ることがあります。
これは一種の拒絶反応なので服用を中止すれば治ります。

後述しますが、コラーゲンはアトピー性皮膚炎に効果があります。
小さなお子様(体重が十キログラム以下)のアトピーの治療の場合一日一グラム、
十一~ニ十キログラムまでは一日一・五グラム、
二十一~三十三キログラムは二・五グラムが目安となります。

コラーゲンはシミを消す[P.72]

実は、私の妹は顔に大きなシミがありました。
コラーゲンを飲んで六ヶ月経ってシミが消えてしまいました。
実は同じようなことを他の人でも見ることがあります。

毎日5gのコラーゲンで動脈内膜厚改善[P.91-93]

私のクリニックには血管の弾力性を計測する機器と、
頚動脈の内膜の厚さを計測する超音波装置があります。
当初は両方で計測したのですが、
血管の弾力性は血圧に左右されるため再現性が良くないことがわかり、
学会でも認められていないことがわかったので止めました。
超音波装置は横河GE社製のLOGIQ7 PROという
最高機種で百分の一ミリメートルまでの分解能を誇ります。
動脈硬化の判定はこの方法が一番正確であると学会でも高く評価されています。

私が計測するとバイアスが入るので、
第三者である東京医科歯科大学循環器内科から派遣されている
循環器専門医に依頼することにしました。
コラーゲンを動脈硬化が認められる患者に三ヶ月内服させてm
前後で頚動脈の内膜厚を計測しました。

その結果五十七名中三十六名、
約六三%に〇・一ミリメートル以上の改善効果が認められたのです。
これには計測に当たった循環器専門医も驚いて
私に是非とも日本循環器学会に報告しましょうというのでその準備をしています。
国際特許も出願中です。

コラーゲンの降圧作用[P.95-96]

コラーゲンで血圧が下がるというデータは研究論文から散見されます。
日本ハムも鶏コラーゲンで降圧作用を証明しています。

私も血管老化抑制のデータ収集中に測定して降圧作用があることを確認しています。
私自身も数年前まで降圧剤のお世話になっていましたが、
コラーゲンを継続的に飲むようになってから不要となり、
現在は全く飲んでいません。

コラーゲンはペットにも有効[P.96-97_149-150]

私の患者が自分が元気になったのだからペットにもいいだろうと老犬に与えたところ、
ぐったりしていたのがピョンピョン飛び跳ねるようになったそうです。
そのことを他の患者に伝えたらやはり獣医に診てもらってもどうにもならなかった
ペットのドライアイが改善したそうです。

私の行きつけの飲み屋の主人に話したら、
飼い犬が十二歳と老齢化して椎間板ヘルニアになってよたっていたのが、
コラーゲンを飲ませたらヘルニアの発作がおこらなくなったそうです。
ペットも体重によって投与量が決まります。
人の小児の体重別投与量を参考にしてください。

*

元気のない高齢化したペットだと
十キログラムの体重あたり一グラム飲ませるのがいいでしょう。

コラーゲンのバストアップ効果[P.118-121]

高品質コラーゲンのバストアップ効果を調べるために、
伊藤まゆ医師の協力で二十代から四十代の女性十四名を対象にデータをとりました。
使用したのは、私が研究を重ねて開発した高品質コラーゲン、
皆さんに約一ヶ月間(一名は十三日間)、
一日五グラム飲んでいただいたところ、次のような結果がでました。

バストのトップサイズは、一~一・八センチメートル増が八名、
二~ニ・七センチメートル増が五名、三・三センチメートル増が一名。
平均では一・六センチメートル増となり、
全員にバストアップ効果がみられたおです。(九八ページ参照)

一三日間だけ参加した女性が一名いますが、
この人は二センチメートル増という結果になりました。

ブラジャーのカップサイズでは、
十四名中二名がAカップからBカップにサイズアップしています。
一方、アンダーバストは、不変が八名と最も多く、
〇・五~一センチメートル減が三名、〇・五~ニセンチメートル増が三名でした。

以上の結果が示すように、
高品質コラーゲンには確かなバストアップ効果が確認されたのです。

参加者からは「バストに張りが出た」
「バストの表面がモチモチした、女性らしくなった」などの感想が寄せられました。

平成十八年私はこれらの事実をもとに「コラーゲンによる豊胸効果」
の特許を焼津水産化学工業と共同出願しました。現在特許公開中です。

中略

バストを構成しているのは、乳腺と脂肪組織です。
乳腺組織は乳頭を中心に放射状に広がっています。
注目したいのは、乳腺組織を区切っている
「乳房堤靭帯がしっかり張っていれば、
傘を開いたように張りのあるバストを保つことができます。
乳房堤靭帯は、真皮(皮膚組織の表皮の下にある層)由来なので、
主にコラーゲンでできています。
ミネラルが必要なのは良くわかっていませんが、
同じコラーゲンを使用してもミネラルを配合しないとバストアップしないようです。

コラーゲンを体内で合成する力は、二十代後半から、じりじりと低下します。
コラーゲンが不足すれば乳房堤靭帯は軟弱になり、
バストの形や大きさに悪影響を及ぼします。
高品質コラーゲンでバストアップが実現したのは、
不足したコラーゲンを補って乳房堤靭帯が強化され、
バストの骨組みがしっかりしてバストが持ち上がったためと推測できます。

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