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書籍と雑誌の要約と解説

生命力・免疫力を高める「松の種子」健康法

カラダの悩みを解決する健康新常識

装丁
生命力・免疫力を高める「松の種子」健康法 生命力・免疫力を高める「松の種子」健康法
吉原將純(松の種子技術開発研究会長
現代書林
ISBN4-7745-1122-1
C0077
2008/05/02
¥1000
解説
この本では、まず松の種子の研究に向かう発端になった広島の原爆体験について記しました。
そして、私がこれまで行ってきた松の種子についての研究や実験などを紹介しています。
目次
  1. 被爆体験と運命の出会い
    1. エイズや癌に人間は勝つことができるか?
    2. 一九四五年八月六日、広島に原爆が落とされた日
    3. 海を越えた再会
    4. 神聖な存在「松」からの恵み
      1. 生命力の強い松は、不老長寿の象徴だった
      2. 古代人は松の実を食べていた
      3. 歴史書にもある松の実の効用
      4. 食用になるのは五葉松の種子だけ?
    5. 発想の転換「無いものは造ればいい!」
      1. 問題発生! 松の実の殻を割る機械がない!
      2. 運命の分岐点
  2. 「松の種子オイル」誕生
    1. 搾油装置の発明
    2. 水虫退治! ピノレン酸発見
    3. 驚きの含有脂質・六〇%以上
    4. 余分な脂肪は取らない! 松の種子オイルは脂肪のバランスを調整
    5. アトピー克服に光が見えた
    6. 若さ維持を手助け
    7. 松の種子オイルは血圧の上昇も抑える
    8. 女性にお勧め! 松の種子の乳化オイルは美肌づくりやストレスにも効果あり
    9. 松の種子オイルの適切な使い方、塗布剤の作り方
    10. 「松の種子殻の抽出物(SPN)」と「松の種子オイル」のコラボレーション
  3. 驚異の発見「SPN(スパン)」
    1. 松の種子殻の抽出物質「SPN(スパン)」に難病への有効成分を発見!
    2. SPN(スパン)の効力1 免疫力活性作用
      1. SPNがマクロファージ、リンパ球を増殖
    3. SPNの効力2 抗腫瘍作用
    4. SPNの効力3 さまざまな抗ウイルス作用
      1. SPNのパワーの源「リグニン」
      2. 猫のエイズ(FIV)に対する作用
      3. 人間のエイズに対しても、SPNは可能性大
      4. HIVに効果があるのは「松笠」ではなく「松の種子殻」
      5. 癌ウイルスに対して
      6. その他の抗ウイルス作用
  4. 「SPN(スパン)」がエイズを撲滅する日はくるか!?
    1. エイズとはどんな病気か
    2. エイズ治療の現状
    3. 五葉松のSPNの可能性――HIVに関して
    4. SPNによる臨床試験の報告
      1. HIV感染者との出会い
    5. 東南アジアのHIV患者にSPNを無償配付
文献
  • 季時珍『本草網目』[P.39]
校正
  • 抗菌石けんを使うとさらにいいでしょう。[P.70]

内容

松の実油で水虫の痒みが消えた取引先社員[P.53-54_60]

ある夏の日、取引先の社員と雑談していた折り、
その人が「二〇年来、水虫に苦しんでいる」という話を持ち出しました。

見せてもらうと、足の五本の指が全部真っ赤にただれていました。
かゆくてジュクジュクして、何を塗ってもだめだといいます。
私は彼に痛く同情しました。
ある時、彼はもしかしたら効き目があるかもしれないと思い、
純粋な松の種子オイルを試しに塗ってみたらしいのです。
すると、赤くただれた水虫の患部に塗った瞬間に、かゆみと痛みが消えてしまったのです。

*   *   *

水虫のかゆみは足の一部に起こるものではなく、
リノール酸系列の代謝産物のPG(プロスタグランジ)や
ロイコトリエンなどの局所ホルモン様物質が生じて起きています。
そこで、松の種子オイルをすりこむことにより、
成分中のピノレン酸がPGやロイコトリエンなどの産生を阻害して、
かゆみや痛みを抑制するものと考えられます。

ピノレン酸[P.56]

松の種子オイル成分表
パルチミン酸 C16:0 5.0%
ステアリン酸 C18:0 2.3%
オレイン酸 C18:1 27.0%
オクタデカジエン酸 C18:2(n9) 1.9%
リノール酸 C18:2 45.5%
オクタデカトリエン酸(ピノレン酸) C18:3 14.7%
エイコセン酸 C20:1 1.3%
エイコサトリエン酸 C20:3 1.1%

上の表を参照してください。松の種子オイルには、
リノール酸やオレイン酸、パルチミン酸など各種の脂肪酸が含まれていますが、
何といっても注目すべきは、ピノレン酸という新しい脂肪酸が一五%も含まれていることです。

オクタデカトリエン酸は通常、リノレン酸(多価不飽和脂肪酸)と呼ばれます。
α-リノレン酸とγリノレン酸は今までの油脂の歴史にありますが、
松の種子オイルの中のリノレン酸は、
前述したように特別な元素構造をしていることがわかり、
松=PINEの頭文字を取って、「P-リノレン酸」と新たに名前を付けました。
今では、「ピノレン酸」と称されています。
この三つ目のリノレン酸の発見は、世界的な大発見でした。

そして、鹿山博士からは、
「ピノレン酸は鎮痛効果を持つほか、解熱作用、抗炎症作用があります。
しかも、松の種子オイルには、アスピリンのような副作用は考えられません」と、
その効力や特徴について指摘がありました。

松の実油で痒くなくなったアトピー児[P.63]

知り合いの方に生後六カ月からアトピーを発症し、
牛乳・大豆・小麦・ダニ・チリなどにも
アレルギー反応があることが分かった三歳のお嬢さんがいます。
病院通いをしていましたが、症状は悪化する一方で、かゆがって眠れず、
掻きむしろうとする手を押さえて親も眠れないという地獄のような毎日を送っていました。

私はその方に松の種子オイルを試してみればどうか、と提案しました。
まず腕の内側でパッチテストをして、大丈夫そうだったら少しずつ塗ってみよう、
ということになりました。
ステロイド剤を使用していたので、肌はカサカサになっています。
パッチテストをした翌日、そのカサカサに潤いが出ていたので、塗る範囲を広げていきました。

症状は一進一退でしたが、一ヵ月ほど経った頃、
皮膚全体に潤いが出て色素の沈着も薄くなってきて、
痒みで夜泣きして眠れないということもなくなりました。
そして、三ヵ月後には痒みもほとんどなくなった様子で、
親子共々ぐっすり眠れるようになったそうです。

松の実オイルは細胞増殖を促進する[P.65-66]

実験の内容は、「正常ヒト胎児肺二倍体繊維芽細胞」を用いて、
その細胞増殖効果を見ていくというものです。

「正常ヒト胎児肺二倍体繊維芽細胞」は、
試験管内で子牛胎児血清一〇%を含む培養液に培養し、
その培養液を一週間ごとに四分の一に希釈し、
継代培養を繰り返すと、約五〇回の細胞分裂後に死滅するため、
老化研究のモデルによく使われているものです。

実験はまず、このヒトの胎児の細胞を酵素で処理して一つひとつバラバラにし、
子牛胎児血清一〇%を含む培養液で四八時間培養。
次に、ここに〇・〇〇〇五%から〇・〇五%までさまざまな濃度の松の種子オイルを添加し、
四~五日間培養した後、生細胞(生きている細胞)の数をチェックしました。

その結果、生細胞が最大約六四%増加していることが判明したのです。

現在、細胞増殖促進剤として利用されている副腎皮質ホルモン(ハイドロコーチゾン)による、
ヒト胎児の正常二倍体細胞の増殖実験によると、
その細胞増殖促進率は約二〇~四四%とされています。
これと比較しても、松の種子オイル中には、細胞増殖促進効果を持つ物質、
ないし細胞を促進させる強力な成分(新しいホルモン物質)
が含まれていることが実証されたというわけです。

松の種子は、昔から「不老長寿」の食物といわれてきましたが、
この実験によって、若さを保つ秘密の一端、
つまり、老化防止に役立つカギがわかってきたといえるでしょう。

松の実オイルは血圧を下げる[P.66-68]

松の種子オイルには高血圧の予防に効果があることが、
食品化学を専門とする管野道廣教授(元熊本県立大学学長)らの実験によって確認されています。

≪中略≫

紅花油、月見草オイル、松の種子オイルの三種類を用いて、
血圧やPGの産生などについて調べる実験が行われたのです。

その結果、

①紅花油、月見草オイルは血圧の上昇を抑えることができませんでしたが、
松の種子オイルは抑制効果が認められました。

②血小板の凝集についても、松の種子オイルはその凝集を優位に阻害することができました。

③血漿コレステロールエステル(血漿成分によるコレステロールの状態を見る事項)では、
アラキドン酸が松の種子オイルでは大変少なく、
カユミの原因物質ともなるアラキドン酸カスケードがつくられにくいと考えられました。

④肝臓の脂質を調べると、
松の種子オイルでは中性脂肪が体内に溜まらないことがわかりました。

SPNはマクロファージを増加させる[P.84-85]

マウス(実験用ネズミ)にSPNを与えた場合と、与えない場合とで、
マウスのマクロファージの貪食作用と遊走作用の違いを比べてみる、というものです。

≪中略≫

この試験の結果、SPNを投与したマウスのマクロファージは急速に増殖し、
貪食作用も遊走作用も向上することが明らかになったのです。

松の種子殻に抗癌剤の25倍の効力を確認[P.74-79]

ある時、テレビのワイドショー
(今でも忘れもしません、それは当時人気があった『小川宏ショー』でした)を観ていた妻が、
番組で面白いことを言っている、と別の部屋にいた私に声をかけました。
詳しく聞くと、どこかの大学の先生が「五葉松の松笠を煎じて飲むと胃腸に良い」
という九州地方の民間伝承を解明しようと研究を続けている、というのです。

「松笠が良いのなら松の実の殻でも良いんじゃないの。
松の実の殻ならうちに山ほどあるんだし……」

と、妻が何の意図も無く口にした言葉に突き動かされて、
私はすぐ電話を取り、テレビ局に連絡しました。
何せ妻は、最初ぼんやりとテレビを観ているところに松の話題が放送されたのですから、
その先生の名前も大学名も控えていませんでした。
電話に出たテレビ局の職員に、今、番組で松の話をしているのは何という人物か、
その人と連絡を取るにはどうすればよいか、など矢継ぎ早に尋ねました。
幸いにもテレビ局の方が、放送終了後に出演されていた先生へ私の話を伝えてくれて、
その先生は興味を持って折り返し私にお電話してくださったのです! 
その先生こそが、これから世紀の大発見へとお供させていただく
昭和大学医学部の坂上宏先生だったのです。

≪中略≫

まず、松の種子殻を放射能ヨード探知機という機械で実験することになっていました。
この機械では血液中の白血球やリンパ球の活性を数値で見ることができます。
これで松の効用が判明するのです。
しかし、機械のボタンをオンにしたものの、坂上先生は何故か首をひねっています。

「吉原さん、機械が壊れているかもしれない。あり得ない数値が出る」

と言われます。
本来はここで測定する白血球やリンパ球の数値の平均値は三〇〇〇カウントくらいなのですが、
この時出た数値は三万七〇〇〇カウント。
先生によれば、このような高数値は出るはずがない、というのです。

「でも先生、今日この機械を先生が使用されることはわかっていることですし、
これ程立派な機械なのですから、故障していたら何か連絡があるのではないですか」

と私は少々不安になりながら言いました。
そして、ためしに次のものの測定をやってみましょうと促し、
機械に向かってもらったのでした。

次の実験対象も松の種子殻の実験でした。
そして驚くことに今度は七万八〇〇〇カウント出てしまったのです。
これを見て坂上先生は、

「やっぱり壊れている。今日の実験はもうやめよう」

と言い、さっさと後片付けをして、帰り支度を始めました。
わざわざ出張先から駆けつけた私にとって、
このまま実験が中断されては非常に困ります。
明日からの仕事のために少なくとも明朝には広島に帰っていなくてはなりません。

「ちょ、ちょっと先生、待ってください」

白衣を上着に着替えた先生の袖をつかんで必死に引き止めました。

「もう一度確認してください。
いや、松以外のほかのものの数値はある程度判っているんですよね。
それを実験にかけて正しい数値が出ればこの機械は壊れていない、
異なる数値が出れば壊れている、と判断しようではありませんか」

「でも、もう今夜は遅いから明日にしよう」
「もう一度だけ」
「もう終電の時間が近いし、帰れなくなるからダメだ」
「電車がなくなったらタクシー代をお支払いいたしますから」

などというやり取りをして、
ようやく坂上先生に再び測定器に向かっていただくことになりました。

そして、いくつかの抗癌剤をセットし、機械をチェックしました。
すると、正しい数値が測定されていることがわかったのです。

「さっきの松の種子殻の数値は正しかったんだ!」

さっきまでの疑惑の表情はどこへ行ったのやら、
先生は踊りださんばかりに大喜びしています。
私は何が喜ばしいことかわからなかったのですが、
なんとなく松の実の殻からすごいものが見つかったということを感じました。

「先生、一体何が見つかったのですか」

私の質問に坂上先生はニコニコ微笑みながら
嬉しくてたまらないというふうに応えてくれました。

「吉原さん、松の種子殻には従来の抗癌剤の最大二十五倍ほどの効力があるんですよ!」

一九八七年三月十六日、この日から、
全人類の存亡をかけ、私の人生をも捧げる戦いが始まったのです。

SPNを注射するとマウスの癌が消失する[P.87-89]

二〇匹のマウスを使用。
まず、マウスの腹腔に癌細胞を植え付けて、腹水腫瘍を発病させました。
すると、マウスのお腹がだんだん膨らんで、思うように歩けなくなり、死んでしまいました。

二〇匹の腹水腫瘍のマウスのうち、
一〇匹には普通の餌を与えるとともにSPNを注射し、
残りの一〇匹には普通の餌だけ与えました。
こうして、マウスがどのくらい生きられたかを比べたのですが、
二つのグループには明らかに差が出ました。

普通の餌だけを食べたグループでは全部が死んでしまい生存数は0匹。
一方、SPNを注射したグループではなんと実験中は全部生存し、
一〇匹すべて腫瘍が解消されていたのです!

治っていく過程は、非常に興味深いものでした。
マウスのお腹の癌細胞を注入した痕と思われる箇所から、
人間のヘソの緒のようなピンクのらせん状の糸のようなものが出てきました。
それは一cm以上の長さにニョキニョキと伸びてきて、
伸びるごとにマウスのお腹は元通りペチャンコになるのです。
それをつまみ上げると、マウスは手足をバタバタさせますが、
糸のようなものは外れませんでした。

こうした実験の結果、SPNに優れた抗腫瘍作用のあることが認められました。
つまり、SPNの投与により、マウスの免疫システムが強化され、
腫瘍(癌細胞)を殺すNK細胞やT細胞(キラーT細胞)などが
活性化された結果だろうと考えられます。

その後、私はSPNを配合した食品の開発に踏み切りました。

SPN配合食品の最初の体験者は、私の恩師のY氏でした。

Y氏は当時、八〇歳。
ポリープが胃に三つ、腸に四つできているとのことで、
病院のベッドが空くのを持っておられました。
私は恩師のもとに飛んでいき、「とりあえず、これを食べてください」とお願いして、
手術前の三〇日間、SPN配合食品を試してもらったのです。
先生は、快く試してくださいました。

いよいよ手術ということになり、先生は手術台に上がりました。
ところが、術前のX線写真を見た担当医は、いぶかしげにこう語ったとのこと――
「これはどうしたことか。ポリープがなくなっている! 
手術はもう必要ありません。お帰りいただいて結構です」と。
元気で帰宅された先生ご自身、「いったい、何が起こったんだろう」と不思議がっておられました。

SPNはネコエイズ(FIV)を陰性にする[P.93]

FLVに感染していない猫一三匹に、FLV感染猫の血液を五㏄ずつ注射投与し、
三十五日後、すべての猫にFLV感染(陽性)を確認しました。

それらの猫のうち、一〇匹にSPN入り食品を与え、
残り三匹にはふつうの食品しか与えませんでした。
すると、ふつうの食品しか与えなかった猫は、四~一〇〇日以内に全部が死亡。
ところが、SPN入り食品を与えた猫は、
三十五日後、すべて回復し、陰性になっていました。

しかもその後、SPN入り食品を中止したところ、
さらに三十五日後に再び陽性に戻りました。
この試験を何度かくり返しましたが、いつも結果は同じでした。
また、他の猫にも同様の試験をしましたが、やはりSPNを与えた猫は、
FLV感染陽性から陰性になりました。

これらの試験結果により、
SPNは猫のエイズウイルスの発現を抑えることができる物質であることがわかりました。
ただし、なぜ、SPNにこうした力があるのかなど、
科学的なメカニズムはまだ解明されていません。

SPNは猫汎白血球減少症に著効を示す[P.98-99]

日本獣医畜産大学や多数の獣医師の協力を得て行った試験では、
ウイルス性疾患である猫汎白血球減少症
(白血球が極端に少なくなる病気。猫伝染性腸炎ともいう)
の治療にSPNを使用し、どのような効果を示すかを調べています。

その結果、猫汎白血球減少症の一五症例において、二例が死亡し、
残り一三例のうち、合併症のあった一例を除いて、一二例が順調に回復を見ました。
死亡した二例についても、重度の合併症があったものの、
どちらも治療開始後は白血球数が増加し、
一時は回復の兆しを見せたことがありました。

結果として、抗生物質などの使用だけであった従来の治療と比べて、
SPNによる治療は治療率が上がり、死亡率は低下するという良好な成績を示したのです。
また、どの猫も確実に元気が出ていたといいます。

ただし、気にかかる点として、ステロイド系の薬を投与されている場合には、
SPNの効力が著しく阻害されていることが、多くの猫や犬たちから判明しました。
私たち人間の場合も、ステロイド系の薬を併用すると、
SPNの抗ウイルス作用が阻害されることが認められます。

HIV患者のCD4は心理状態に作用される[P.111-112]

私には、HIV感染者の方は自分の心を血液で表現している、と思えるのです。
つまり、心のあり方一つで、CD4の数値が上がったり下がったりするのです。

例えば、

●CD4数値が良くなったとき、聞いてみると、新しい恋人ができたという。
●人から何かを頼まれたり、感謝されたりすると、CD4数値は良くなる。
●おいしい食べ物を食べると、数値は良くなる。
●家族の間でいいこと、悪いことがあると、それも血液の状態に影響する。

タイHIV患者にSPNを無償配布した結果[P.115-117]

私はSPNをさらに多くの方に試してもらいたいと思いました。

しかし、HIV感染者は日本ではそう多くありません。
そこで、二〇〇六年六月から、私たち「松の種子技術開発研究会」では、
東南アジアでSPNを無償配布し、飲んだ方たちの経過を観察しています。

≪中略≫

ご協力していただくタイの患者さんは十二名。
年齢も職業も様々な方たちです。
母子感染した人もいます。
この方々にSPNを日常的に飲んでもらっていますが、
おおむね良好な結果を得ているといえます。

≪中略≫

その中で、今までHIV感染によって身体機能が低下してほとんど寝てばかりいた人が、
三ヵ月ほどSPNを飲み続けることで元気を回復したという報告も受けました。
今はタクシー運転手になり、「一日中、働けるようになった。
もう病気は治ったので、この食品は食べるのを止めてもいいのでは……」と、
嬉しいような驚くようなことを話しています。

彼らの状態を毎月測定しているのですが、
一部の方は調子がよくなるとどうしてもSPNの服用を滞りがちになり、
翌月にはCD4の数値が減っているという人もいます。
こんなことを繰り返しながら、今ではSPNがなくなると不安になる、
というほどSPNの威力は信頼されています。

「とにかく、働けるようになった」
「明日訪れるかもしれない死を考えなくてよくなった!」
「子供もHIVに感染したが、普通に学校へ行けるようになったのが母として嬉しい!」
等々、タイのHIV患者の方々が感謝の言葉を寄せてくれています。

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