バベルの図書館

書籍と雑誌の要約と解説

「ヨーグルトきのこ」の効く理由がわかった!!

ストレスからアレルギーまで「不調」から脱け出せる!

装丁
「ヨーグルトきのこ」の効く理由がわかった!! 「ヨーグルトきのこ」の効く理由がわかった!!
協同乳業研究開発部(大石一二三&桐原修&谷久典&廣中貴広)
こう書房
ISBN4-7696-0512-9
C0047
1994/07/10
¥1240
帯紙
奇跡的パワーの正体を初公開!
ヨーグルトきのこの素を2,000命様にプレゼント!
※詳細は本書巻末をごらん下さい。

話題の健康食品ヨーグルトきのこは……
どこから来たの?何に効くの?どうして効くの?
正体は何なの?正しいつくり方は?正しい飲み方は?
……すべての疑問にわかりやすく答えます。

解説
「ヨーグルトきのこ」のすべてがわかる決定版!

奇跡的パワーを持つ食品「ヨーグルトきのこ」
その効果は、どのようなものなのか
なぜ、それほど効くのか
その正体「F#5」を突きとめた研究スタッフが書き下ろす決定版
正しいつくり方・飲み方から、何に効くのか、なぜ効くのか、まで
この一冊で「ヨーグルトきのこ」のすべてがわかる!

目次
  1. これが不調からの脱出ドリンクだ!
    1. すべての「心身の不調」から脱出できるドリンク!
    2. 不調の人にのみ、抗ストレス作用
    3. 不況ストレス症候群の救世主!
    4. 水責め拷問にもストレスを感じなかったラットたち
    5. ヨーグルトきのこで「胃腸は要・再検査」の字が消えた!
  2. 世界的長寿村コーカサスが原産地
    1. おまけ(酵母)つきヨーグルト(乳酸菌)という正体!
    2. 10パワーかける10パワーは、100パワーになる!
    3. 格別豊かでなく、酒とタバコと高コレステロールの食生活なのに
    4. オールド・パー生みの親は、ヨーグルトきのこで152歳?!
    5. ケフィア愛飲者380人の九割以上が「不調から脱出」と回答!
    6. イスラム教の発展は、ヨーグルトきのこのおかげ?
    7. “悪魔のドリンク”と呼ばれた可能性もある、とは?
    8. メチニコフが“ケフィアはメシア!”と明言
    9. 確実なダイエットのため「ケフィアの日」まで登場
    10. 長く続いてきたものには、必ず効果が!
  3. 何病に最も効くのか?
    1. 衰弱死寸前の状況から脱出!
    2. 本職の歯科医が「歯周病にも効果的」と保証
    3. さらば!悪酔い、二日酔い、ついでに“飲めない族”からも
    4. ケフィアを飲まずに、花粉症完癒をあきらめるな!
    5. 太りすぎから100パーセント脱出可能!
    6. 便秘解消率はヨーグルトが10なら、きのこは100!
    7. ヨーグルトきのこで不況も乗り切れる?!
    8. 水虫からアトピー性皮フ炎まで、皮フの不調からも会報
    9. 血のめぐりもよくなった
    10. ガン・エイズにも効果を発揮しうるはず!
  4. なんで効くのか?
    1. 戦争の話のような「免疫メカニズム」
    2. 「敵兵発見!」から、余裕勝ちまで
    3. 本当の防衛力をつけるため、軍縮派も存在!
    4. 公安警察から国民総背番号制まで登場する、T細胞の世界
    5. 免疫の千人力「大食漢」をヨーグルトきのこは活性化!
    6. 大食漢やT細胞らのチームプレーに、総監督の影
    7. 謎の総監督・F#5を突きとめた!
    8. 糖タンパク質が、脱出の総監督
    9. “F#5がIL-12を産生”の重要な意味
    10. DL乳酸タイプ、というダメ押しぶり
  5. 安全な手づくり法から、赤信号キャッチ法まで
    1. ピリリとした舌ざわりがあるか?
    2. こわいこわい雑菌に注意!!
    3. 正確・安全な手づくり法を知つているか?
    4. 捨てたほうがよいケースとは?
    5. 市販品情報大公開
文献
  • 光岡知足『腸内細菌の話』[P.30]
  • 平凡社『国民百科事典』[P.31]
  • 人見必大『本朝食鑑』[P.41]
  • 中江利孝『健康長寿の可能性「ケフィール」』[P.44_52_53_185]
  • メチニコフ『人の生と死』[P.50]
  • 『ヨーグルトきのこが効く』[P.64_67_74_75_102]
  • 日本放送出版協会『ヨーグルト』[P.91]
  • 東大出版会『医学免疫学』[P.114]
  • 矢田純一『アレルギー』[P.123]
  • 橋本嘉幸『がんと免疫』[P.139]

内容

マウスにヨーグルトきのこを与えると拷問にかけても免疫が低下しない[P.16-18]

◎ラットたちを水責め拷問!

さて私たちは、ラットを使って実験をくり返しました。
ラットとは、実験用の大型ネズミのことです。
このラットたちを、かわいそうですが水責め拷問にかけたのです。

これは専門語で水浸拘束ストレス法という方法で、
まず、金網製の容器にラットを押し込めます。
身動きできないようにするわけです。
そうして鼻から上だけを出して、あとは約三時間、水に漬けておきます。

◎水責め拷問で心身ボロボロ

こんな拷問にかけられてはストレスはすさまじいはず、と思われたことでしょう。
子どもに高校進学をあきらめさせるほどではない昨今の不況とは、段ちがいの状況なのですから。
比較にならないのですから。

たしかに、そうでした。
胃は潰瘍でマックロ、ヘルパーT細胞(免疫の主役)の働きも極度に低下していました。

◎拷問にかけられると、負けじとヘルパーT細胞だけが活性化

ところが、ヨーグルトきのこ(正確には、それからつくられるケフィア・ドリンク)を
ラットに飲ませておくと、拷問にかけてもヘッチャラだったのです!

≪中略≫

ヘルパー細胞の割合が、
ケフィアを飲ませたグループだけ極端に上昇しているではありませんか。

つまりストレスに抵抗するヘルパーT細胞は、拷問を加えても負けじと割合を増やすので、
結果的にストレスを生じさせないのです。
他方のサプレッサーT細胞(B細胞の抗体産生を抑制するほうの細胞)は、
ケフィアの影響で現状を維持できるため、抑制強化をこそ抑制します。

顆粒ケフィアを飲み始めて胃腸の状態が快癒した平尾剛[P.20-22]

◎仕事の多忙から、胃や十二指腸に炎症

たとえば神経性胃炎といえば、ストレスによる病気の典型例です。

この精神的胃炎に平尾剛氏は悩まされていました。
現在六五歳で、ある団体役員をされている平尾氏は、
六年ほど前の健康診断で「胃の再検査の必要あり」と、いわれたそうです。
胃カメラを飲まされ調べられた結果は「神経性胃炎」。
氏が「多忙な仕事から生じる、ひどいストレス」を原因と思い、
「それ以来、健康診断を、きちんと受けるようになった」のは当然でしょう。

ところが、そのとき以降の健康診断でも、
いつも決まって「十二指腸あたりに、少し炎症」と、いわれ続けたのです
(以上、『安心』九四年四月号の体験記から。以下同)。

◎「ケフィアを飲み始めてから最初の健康診断で、意外な結果」!

では平尾氏は、この不調から、どのようにして脱出できたのでしょうか? 
喜びのあまり綴られた体験記から、一部引用してみましょう。

――そんなある日、知人から、
市販の顆粒状のケフィア(ヨーグルトきのこが作る発酵乳)を、すすめられました。
手にしてみると、一回分ずつ包装してあり、
とり方も水で口に流し込むだけと、簡単そうです。

これを一日三回、朝昼晩に飲むということですが、
薬ではないので、食前とか食後とかに、こだわる必要もありません。
また乳製品なので味もよく、これならば長続きしそうだと思い、
さっそく飲んでみることにしました。

こうして、顆粒状のケフィアを飲み始めてから最初の健康診断で、意外な結果が出ました。
毎年、要再検査になる胃腸の状態が、驚くほどよくなっているというのです。
もちろん、再検査の必要もありませんでした――(カッコ内も、体験記のまま)

協同乳業研究開発部のケフィア効能調査[P.34-35]

私たちは六ヶ月以上ケフィア・ドリンクを飲み続けた人(三八〇人)について、
調査を行なったことがありました。
そうしたところ、五人に一人以上、正確には二一パーセントもの人が、
“カゼをひきやすい状態から脱出できた”という意味のことを答えたのです。
第二位は一九パーセントの人の“体の不調から脱出できた”という、そのものズバリの回答でした。

91年10月~92年3月の6ヶ月間、飲み続けた380人を対象
カゼをひきやすい状態から脱出できた 21%
体の不調から脱出できた 19%
腸の不調から脱出できた 16%
便秘から脱出できた 10%
体力がついた 7%
疲労から脱出できた 5%
肌がきれいになった 5%
肝臓の不調から脱出できた 5%
その他 12%

日本におけるケフィア史[P.54-56]

学界では、遅くとも明治三四年(一九〇一年)に、
栗本東明・五高(現熊本大)教授が論文を発表していました。
おそらくメチニコフへの国際的反響に影響されてでしょう。
そうして学者たちの研究が進み、明治末には民間企業・阪川牛乳店から
「滋養霊品ケフヒール」の名前で発売までされたのです。

こうなると、学術誌だけでなく一般誌でも採りあげるようになります。
月刊誌『太陽』は、この「ケフヒール」が発売されてすぐ、
畜産学の大家(といっても、当時はまだ少壮の学者)井口賢三氏の記事を載せました。

≪中略≫

最近も雪印乳業が一九八三年に、限定発売ながら「コーカサスの神秘ケフィール」、
八七年にはオハヨー乳業から「ロシアン・ヨーグルト――ケフィア」、
九〇年には日本コカ・コーラが「ケフラン」……と、市販されてきました。

どの社もハデな宣伝などはしなかったので、
爆発的な売れゆきとはならなかったようですが、
効き目が確かなものは絶えずに続く、ということでしょう。

老人が死ぬのは老化ではなく免疫低下のせい[P.149-150]

――東京都老人総合研究所・免疫病理部門の広川勝いく部長は……話す。
「結核であるとか細菌感染といったような、昔風の病気で亡くなる老人が多いんですね。
抗生物質が発達したため若い層には少なくなった病気で、
いったいなぜ亡くなるのかといえば、老化によって、
防衛線である免疫能が弱くなったためです。
つまり、老人は老化するから死ぬというより、
免疫能が落ちて病気に勝てなくなると死ぬ、というべきなのですよ」――
(講談社刊『クォーク』九四年一月号)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です