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書籍と雑誌の要約と解説

飲む美肌法 不思議コラーゲン

シミ、シワ、小ジワが消える!

装丁
飲む美肌法 不思議コラーゲン 飲む美肌法 不思議コラーゲン
西田博(医学博士/コラーゲン普及運動家)
リヨン社
ISBN4-576-95069-X
C0277
1995/07/03
¥850

飲んでびっくり、あら不思議!

肌あれ
生理痛
肩こり
関節炎
膝のガクガク
腰痛
抜け毛
骨粗しょう症
ベンピにも
驚きの効果!

目次
  1. コラーゲンでこんなに美しくなった私たち
    どんな方法でも改善されなかったシミ、シワ、くすみ、関節炎などの悩みが飲むコラーゲンですっきり解消したうれしい体験記
  2. 西田 博・伊東ゆかりの美肌対談
    伊東ゆかりさんのコラーゲン美肌法
    いつまでも美しい伊東ゆかりさんもコラーゲンのファン。
    その若さの秘密を聞きました。
    1. コラーゲンで美声と美肌をいつまでも!
  3. シミ・シワ・くすみはこうしてできる
    知っておくとためになるシミ、シワ、くすみのメカニズム。
    たるみや抜け毛もこうしておこる
    1. 若返りのタンパク質「コラーゲン」ってなあに?
    2. 美肌のしくみを知っておこう!
    3. 皮膚にはこんな秘密がいっぱい!
    4. みずみずしい肌になるには、どうしたらいいの?
    5. シワやたるみはなぜできるの?
    6. シミはなぜできるの?
    7. 日焼けでメラニン・バランスが崩れるわけ
    8. 抜け毛はどうしておこるのか?
    9. 実験で立証されたコラーゲンの育毛効果
  4. これがコラーゲン効果の秘密
    コラーゲンは、とても不思議なタンパク質。
    ベールに包まれたコラーゲンの秘密を明かす!
    1. からだの万能選手コラーゲンの役割
    2. 細胞と細胞を埋めているのはコラーゲンとその仲間
    3. 細胞の補強剤としてのコラーゲン
    4. 接着剤コラーゲンがシワやたるみを解消!
    5. コラーゲンはとてもユニークなタンパク質
    6. なんと、3000個のアミノ酸からなるコラーゲン
    7. コラーゲンをつくるのに欠かせないビタミンCや鉄分
    8. 若いコラーゲンが老化防止の決め手!
  5. 美肌最新情報!コラーゲンの効果を高める補助食品
    核酸、杜仲茶、ビタミンCを一緒にとるとコラーゲン効果がアップ!
    毎日手軽にとれて美しくなるコラーゲンの助っ人をご紹介!
    1. 肌は毎日生まれ変わっている
    2. 「核酸」の働きで新陳代謝が活発になる!
    3. 肌をつやつやに保つ「核酸」のすばらしさ
    4. 魚介類やきのこで手軽にとれる「核酸」
    5. コラーゲンの効果を倍増させる「核酸」
    6. すっかりお茶の間に定着した「杜仲茶」の薬効
    7. 中国三千年の薬剤として珍重された「杜仲茶」
    8. 養殖ウナギをおいしくした「杜仲茶」の効果
    9. 「杜仲茶」との相乗効果でシワやシミを撃退!
    10. ビタミンCのすばらしい効果いろいろ
    11. コラーゲンの合成力を8倍にも高めるビタミンC
  6. こんなにあるコラーゲンの薬効!
    つらい関節炎、肩こり、骨粗しょう症などにも
    コラーゲンの驚くべき降下が立証された!
    1. からだの潤滑油として老化を撃退!
    2. 関節炎の痛みにもうれしい効果
    3. 血液中のカルシウムが不足すると骨がダメになる!
    4. 骨粗しょう症に打ち勝つコラーゲン!
  7. 症状別コラーゲン料理
    毎日の食事でコラーゲンを補い、
    美しさにさらにみがきをかけましょう
    1. シミ
    2. 小ジワ
    3. 肌あれ
    4. 肩こり
    5. ベンピ
    6. ひざ、関節痛
    7. 骨粗しょう症
    8. 生理痛
文献
  • 『』[P.]
  • 肌や老化やシミの発生→肌の老化やシミの発生[P.136]

内容

  • 伊東ゆかりの飲むコラーゲン体験談[P.77]
  • コラーゲンとはラテン語で「ニカワをつくるもの」を意味します。[P.82]
  • 人間のからだの中のタンパク質の約三分の一を占めているものがコラーゲンなのです。[P.83]
  • 皮膚の真皮の七〇%、歯茎の歯根膜の六〇%、軟骨の五〇%、そして骨の二五%がコラーゲンからできています。[P.83]
  • コラーゲンの特徴[P.83-84_91-92_127-135]
  • 人類永遠のテーマである若さの保持、このカギを握るともいわれるコラーゲンには、まだまだベールに包まれた部分がたくさんあります。[P.92]
  • どうしてシワができるのか?[P.97-98]
  • シミのメカニズム[P.106-107]
  • パピルスに記されたハゲ[P.107]
  • コラーゲン脱毛現象[P.110-112]
  • コラーゲン育毛実験[P.114-116]
  • 全体の五~六%がコラーゲンということになるのです。[P.119]
  • 腱にいたってはその八五~八七%はコラーゲンです。[P.123]
  • そればかりか、臓器のひとつひとつを包んでいる薄い膜も、コラーゲンでできています。[P.123]
  • 繊維状のコラーゲンは非常に丈夫で、その強さは束ねれば束ねるほど強くなります。[P.124]
  • コラーゲンの役割[P.124-127]
  • 腸で低分子の核酸が合成され、各細胞に送り込まれてから高分子の核酸になると考えられていますが、なかには、腸に住みついている、皆さんよく御存じのビフィズス菌が、核酸を供給するという説もあります。[P.146]
  • 養殖ウナギの杜仲茶実験[P.157-159]
  • 「杜仲」には、コラーゲンの分解・合成活動を活発にする働き、つまり、コラーゲンの代謝能力を高める薬効があるのです。[P.160-161]
  • 動物実験によっても、「杜仲茶」はコラーゲンの分解・合成活動を二割くらい速めることがわかっています。[P.161]
  • S・ムラド博士らによる、デューク大学のメディカルセンターで以前に行なわれた研究によると、人間の皮膚の維持細胞を培養して、それにビタミンCを加えたところ、コラーゲンの合成が8倍にもなったといいます。[P.170]
  • 骨はその重量の二三%がコラーゲンで、これは骨のタンパク質の九十%以上にあたります。[P.173]
  • ゼリーの多くは、実はウシやブタの骨から抽出したゼラチンをその原料としているのです[P.174]
  • 関節炎に対するコラーゲンペプチド経口投与実験[P.177-179]
  • 骨はコラーゲンという鉄筋に、カルシウムというコンクリートを塗りつけてできたものだと考えてください。[P.184]
  • 貝類には多くのコラーゲンが含まれ、トマト、玉ねぎにはビタミンCが多く含まれています。[P.188]
  • カレイ、ヒラメにも多くのコラーゲンが含まれています。[P.189]
  • コラーゲンを含む鳥のもも肉や、豚のスネ肉は新陳代謝をよくし、血流を促進させます。[P.194]
  • 牛すじ、豚バラなどに多く含まれるコラーゲンを取るよう心がけてください。[P.198]
  • コラーゲンは卵巣の働きを良くし、女性ホルモンの分泌を良くします。[P.203]

伊東ゆかりの飲むコラーゲン体験談[P.77]

実は、最初に先生に若返ったと言われたとき、正直な気持ち、
「やっぱり」という実感があったんです。
実際、コラーゲンを飲みはじめて一ヵ月たらずですが、
毎朝の肌のハリが違ってきました。

それに、体調がすごくよくなったんです。
以前はちょっと無理すると、すぐにダウンしたくなったのですが、
それがなくなりました。
それに、髪の毛がしっかりしてきたように思えるんですが、
コラーゲンにはそんな効果もあるんですか?

コラーゲンの特徴[P.83-84_91-92_127-135]

コラーゲンが特徴的なのは、他のタンパク質の多くが、
細胞の中に存在してその機能を果たしているのに対して、
コラーゲンは細胞の外にあることです。

また、ふつう体内のタンパク質は、細胞内のものはもちろん、
細胞外のタンパク質も、そのほとんどが球状をしていて、
しかも水に溶けた状態にあるのですが、コラーゲンは、
三本の糸が絡み合った繊維状あるいは膜状で存在しているのです。

*

コラーゲンの線維の間を別の線維が走っていますが、
これもやはりコラーゲンと同じようなタンパク質で、
エラスチンと呼ばれる弾性繊維です。
コラーゲンが皮膚の強さを担当する線維なら、
エラスチンは柔軟さを担当する線維だと思っていただければいいでしょう。

もちろん、これら二つの線維はコラーゲンをメインとして、
糖タンパク質や無定形の物質等が複雑に絡み合い、
結合組織のマトリックスを形成しています。
その中を、毛細血管が網の目のように走り、
真皮の奥に位置する皮下組織の動脈や静脈とつながっているわけです。

*

コラーゲンは、とくに皮膚、腱、骨といった代表的な結合組織においては、
水に溶けない状態で存在しています。

どうしてシワができるのか?[P.97-98]

どうして年とともに皮膚はたるみ、シワができるのでしょう。
そこで思い出してほしいのが、皮膚の強さや弾力性をつかさどる不思議なタンパク質。
そうです、皮膚の真皮を形成するコラーゲンです。

年をとるにつれてこれらの働きが低下し、それによって、
真皮が弱くなると同時に弾力性もなくなる。
結局あまった表皮はその重さに耐えかねてたるみ、
やがてはシワになると考えられています。

なるほど、手の甲などを少しつまんでみるとよくわかると思うのですが、
若い時には、つまんだ手を離すと瞬間に元に戻ったものが、
ある程度の年齢に達すると、
手を離しても元に戻るまでにだんだん時間がかかるようになってきます。

実際、年齢を経るにつれてコラーゲン線維が細くなり、
透き間だらけになることは観察されています。
また、コラーゲンの線維間に架橋ができるために
その働きが低下するという説もあります。

シミのメカニズム[P.106-107]

日焼けした皮膚全体が元に戻らずに、
ある部分だけメラニンがつくられ続けることがあるのです。
つまり、皮膚が紫外線に対して過剰防衛を続けてしまうわけです。
そしてそれは、とくにある程度の年齢を過ぎてから起こりやすい現象です。

おそらく、年齢とともに、
生態の防衛システムのようなものに狂いが生じるのでしょう。
その結果、日焼けのあと、
メラニンの生成が元に戻らない箇所がシミになってしまうのです。

なぜ、年をとるとそのシステムが崩れるのか。
これについては、まだ明確な結論が出ていませんが、どうやらここでも、
やはりコラーゲンが大きな影響を与えていることがわかりました。

パピルスに記されたハゲ[P.107]

古代エジプトのパピルスにも、
当時の男性が″ハゲ“に悩んでいたらしいことが記されているといいます。
禿頭症の治療に、毛髪を溶かした薬のようなものを使っていたらしいというのですが、
つまりは4千年前から、人は毛髪のことで悩み、その治療法を探ってきたのです。

コラーゲン脱毛現象[P.110-112]

若い頭皮と老化した頭皮が一目瞭然でちがうところ、
それは、表皮の基底層の奥に位置する真皮の部分です。
ここの厚さがいちだんと薄くなってしまっていることがわかるはずです。

皮膚の真皮の部分は、
そのほとんどがコラーゲンで占められていることは前にも触れました。
そして、たっぷりと水を含んだムコ多糖類によってそのまわりが埋められています。

そんな真皮の部分が老化にともなって薄くなるのは、
まず、このムコ多糖類が非常に少なくなると考えられています。

ムコ多糖類とは水分をたっぷり含んだものですから、
それがなくなるということは、皮膚の水分もそのぶん少なくなるということです。
また、古くなったコラーゲン線維は水分の不足とともに弾力性をなくし、
真皮の中を縦横に走る毛細血管を締めつけてしまいます。
そのため、毛根に栄養分が行き届かず、毛はどんどん痩せ細っていくわけです。

さらに、古くて固くなったコラーゲンは、
ますます毛根を締めつけ、毛根自体を小さくしてしまいます。

栄養分が少なくなり、小さくなった毛根。
しかも、根を張りたい大地までもが枯れたとなれば、
毛根としては抜けていくしかありません。

抜け毛のメカニズムを簡単に説明すると、
おそらくこういうことになるはずです。

コラーゲン育毛実験[P.114-116]

報告は、アメリカのニュージャージー州にある、
トーマス・J・リプトン社の食品研究栄養部によるものです。

ここでは、52名の21歳から58歳の被験者に対して、
一日14グラムのコラーゲンを62日間服用させる実験を行ないました。

それによると、被験者の頭髪の直径が第一回目の実験結果では平均九・三%、
第二回目で十一・三%増加しました。
これには、研究者たちも驚きの声を上げたといいます。
結局二回の実験で、被験者の七十%が、
頭髪の直径が五~四五%増加したという結果が出ました。

また、実験前の頭髪の細い人ほど、太くなる率が高い、
とこの報告はまとめています。

この他、男性より女性のほうが増加率が高いこともわかりましたが、
報告は、これは女性の頭髪のほうがもともと細い傾向にあるからだと推測しています。

いずれにしろ、頭髪の直径が増加すれば当然髪の毛が丈夫になり、
抜けにくくなるということです。

日本でのモニター試験による報告でも、

①抜け毛が減った
②新しい発毛はないにしても、毛が太くなったぶん、全体としては増えるように感じる
③コシのなかった髪の毛が、ごわごわした感じになり、生気を感じる

といった内容のものが多く寄せられています。

コラーゲンの役割[P.124-127]

コラーゲンの大きな働きのうち、
ひとつが細胞の補強剤つまり足場の役割なら、
もうひとつは細胞と細胞をくっつける接着剤の役割です。

人間のからだは、六十~七十兆個の細胞でできているとされていますが、
それらの細胞はいわばレンガのように組み合わされています。
しかし、レンガの塀がただレンガを積んだだけでできるものでないように、
細胞と細胞にも、レンガとレンガの間を埋めるセメントと同じようなものが
必要になってきます。

そのセメントの役割を果たすのがコラーゲンなのです。

中略

細胞のすき間を単に埋めるだけの存在ではなく、
皮膚や内臓あるいは骨などを建物に例えれば、
壁や鉄骨に当たるのがコラーゲン。

中略

また、コラーゲンが老化すると、
コラーゲンとともに細胞のすき間を埋めているエラスチンや、
保水機能のあるムコ多糖類なども急激に減少します。
それによって肌に柔軟性がなくなり、同時に水分も減少し、
その結果、シワやたるみといった皮膚の異常、
あるいは関節の痛みなどが生じることになるのです。

養殖ウナギの杜仲茶実験[P.157-159]

養殖のウナギやブロイラーは、天然ものにくらべて味が劣るといわれます。
これはひとえに運動不足が原因だとされています。

ただ太ればいいということで、
狭い養殖場やゲージの中で飼われるウナギやブロイラーが、
どうしても運動不足になってしまうのはやむを得ないでしょう。

そこで、骨や筋肉を増強する薬効があるとされる
「杜仲」の葉の粉末を混入した飼料を与えて飼育してみました。
そうしたところ、「杜仲」の葉を与えなかったグループにくらべて、
皮膚は弾力に富み、筋肉はより発達したうえによく引き締まり、
加熱してもきめが細かくさらに柔らかさが保たれたというのです。

特に、その肉質が天然ウナギと
ほとんど変わらないものになったというウナギについて、
その筋原線維を調べた結果がありますので紹介しておきましょう。

それによると、

①筋肉の細胞間成分を調べたところ、
「杜仲」の葉を飼料に加えたウナギは、
一般の養殖用飼料で育てたウナギよりコラーゲンが1・6倍も多かった。

②筋肉の固さは、生肉の時には一般養殖用のウナギより硬く、また弾力がある。

ということです。

関節炎に対するコラーゲンペプチド経口投与実験[P.177-179]

ここに、ハインリッヒ・ハイネ大学(デュッセルドルフ市)スポーツ科学学院、
スポーツ医学学部長で医学博士のボイカー教授の報告があります。

その結論から言うと、
松葉杖や車椅子を用いていた慢性変性(関節)炎の外来患者に対して、
コラーゲンペプチド
(ペプチドとは低分子に吸収され易くしたタンパク質のことです)
を規則的に投与したところ、明確な効果が現われたというのです。

慢性変性関節炎や関節に隣接する部分の骨髄炎に対しては、
ゼラチン水解物がとても効果があるということが、
専門家の間ではずいぶん前から言われていました。

教授は、この説を検証するために、
一日当たり10グラムのゼラチン水解物に相当するコラーゲンペプチドを、
平均年齢69・7歳の46人の被験者に対して、六ヵ月にわたって投与し続けました。

同時に、コラーゲンペプチドを投与しない被験者のグループを観察したのです。

そして、両グループから得られたデータを比較した結果、
コラーゲンペプチドを与えられたグループのほうが
かなり高い比率で関節炎に対する高いプラス評価が得られたというのです。
しかもこの結果は肩や腰、ひざの検査結果とも一致しました。

つまり、コラーゲン製剤が
すべての関節に有効だという判断ができるのではないでしょうか。

報告も、その試験結果の要約として、コラーゲン製剤が
想像通りのプラス効果があることが確認されたとまとめています。

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