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書籍と雑誌の要約と解説

死んでたまるか!

難病「掌蹠膿疱症性骨関節炎」完治への闘い…

装丁
死んでたまるか! 死んでたまるか!
奈美悦子(女優)
主婦と生活社
ISBN4-391-13076-9
2005/05/27
¥1400
目次
  1. 忍び寄る病魔
    1. それは手のひらの小さなニキビ(?)から始まった
    2. 未知の激痛が牙を剥く
    3. 見られたくない手に、悲鳴まであげられた情けなさ
  2. 激痛とドクター・ショッピングの迷宮へ
    1. この世はヤブ医者ばかりなの?
    2. ほんのわずか、その真の姿を見せ始めた病魔
    3. 桃太郎侍に見破られたり!?
  3. 奇跡へあともう一歩
    1. 序奏は岐阜から始まった
    2. 奇跡を呼び込んだ運命のワンクリック
  4. 秋田 本壮第一病院へ
    1. 「治る」ことを確信できた秋田への旅
  5. さらに痛みと病魔は襲い掛かって
    1. 壊れそうな心を救ってくれた携帯メール
  6. 五黄の寅生まれの養女は負けず嫌い
    1. 養女として厳しく育てられた子供時代
    2. 恵まれたデビュー、アイドルとしての日々
    3. 林ゆたかさんとは今でもいい友達
    4. 子育てとは親が子供に成長させてもらうこと
  7. リスク覚悟の記者会見
    1. 予想を超える大反響
    2. 『掌蹠膿疱症』は治る病気~日本型の食生活が予防に~ 前橋賢
    3. 『掌蹠膿疱症』を完治して 最上谷智知子
  8. 励ましのメール

内容

医者は掌蹠膿疱症という病気の存在すら知らない[P.2]

この1年間、私はなん件の病院の門を叩いたか思い出せないほどです。
東京のみならず、大阪、名古屋、岐阜、そして東北の秋田まで病気を治したい一心で飛び回りました。

しかし、内科、皮膚科、整形外科等々、ほとんどの医師は、
私の病気『掌蹠膿疱症しょうせきのうほうしょう』という病名があることすら知らなかったのです。
挙句の果てに「どうしてでしょうかね?」と患者の私を目の前に、医者が逆に聞いてくるありさまでした。

M病院でのドクターハラスメント[P.69-70]

ある総合病院M病院へリンパ腺の腫れの検査をしに行きました。
ところが、リンパ腺の検査は入院になるので、
免疫内科医に「今日はできない」と告げられてしまいました。
これまでの経緯を話し終えると、その若い医者はこう言いました。

「心療内科に行かれたらどうですか?うちではないですね」

そのひと言に「ブチッ」と切れました。

「私はリンパ腺の件で紹介されて来ているんですが」

「ちょっとあなた、おかしくなっていますよ、自分で分かりませんか?」

つまり、ノイローゼだと言うわけです。
その言葉に精神的にものすごいショックを受けて帰ってきました。

私は、口の利き方すら知らない、医者とは名ばかりの、
その小生意気な若造の顔を一生涯忘れることはありません。
そして二度とその病院へは行かないと心に誓いました。
またもや、最低の医者に出会ってしまったわけです。
これほどの高確率でヤブ医者と最低な医者が日本国内に
ゴロゴロいるというのは、実に恐ろしいことではないでしょうか。

泣き叫ぶほどの激痛[P.72-73]

痛みに耐えかねて、家ではよく泣いていました。
トイレで下着がまともに履けなくて、
情けなくて何度も何度も便器にうずくまって泣いたこともあります。
お風呂に入るのに服を脱ぐだけで30分、着るのに1時間。
手が上がらないから顔も頭もまともに洗えないのです。
そんな自分に腹が立って泣きました。
ベッドで寝返りするのも痛くて、
タオルを口にくわえて「ギャーッ!」と叫びながら泣いていました。
タオルを口にくわえるようになったのは、奥歯の被せ物が、
歯を食いしばったせいで真っ二つに割れてしまったからです。

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