バベルの図書館

書籍と雑誌の要約と解説

痛風 激痛を解消する

『痛風』(1993年)の改訂増補

装丁
痛風 激痛を解消する 痛風 激痛を解消する
鈴木吉彦(東京都済生会中央病院内科鈴木クリニック副委員長)
主婦の友社(元気になる赤の本)
ISBN4-07-228312-6
2000/10/01
¥1300
目次
  1. <まんが構成>ズキンッ!いったいこの痛みは何なんだ!
    1. 痛風克服の手がかかりをつかんだ働き盛りの村上さんの場合
  2. 痛風と言う病気について、ぜひ知っておきたいこと
    1. 痛風になりやすいのは、こんな人です
    2. 痛風は治ります。でも生涯、治療が必要です
    3. なぜ痛風という名前がついたのでしょうか
    4. 痛風はさまざまな症状をもたらします
    5. 痛風発作の90%は膝から下に起こります
    6. 痛風の発作はこんな仕組みで起こります
    7. 激烈な痛風の痛みは、こんな形で起ります
    8. 痛風発作には予感がある場合があります
    9. 痛風発作を引き起こす誘因
    10. 痛風を引き起こす“尿酸”とは
    11. 血液中の尿酸の濃度が診断の目安になります
    12. 尿酸値を変動させる、さまざまな条件
    13. 痛風と高尿酸血症はこの点が違います
    14. 10人に1人は痛風とかかわりがあります
    15. 尿酸が体内に生じる経路は二つあります
    16. 尿酸を排出する仕組みの要は腎臓です
    17. 痛風のパターンは三つに分類できます
    18. 痛風の本質的な原因は解明されていません
  3. 痛風発作には、こう対処します
    1. 痛風治療の落とし穴は初診時にあります
    2. まちがった治療は、のちのちまで影響を及ぼします
    3. 患者さんが陥りがちな“診療放浪”も問題です
    4. 痛風の治療は3段階に分けて考えます
    5. 痛風の前兆期にはコルヒチンを飲みます
    6. コルヒチンが痛風発作の前兆期に効く理由
    7. 発作の極期には、この薬をこう飲みます
    8. 発作の軽快期には、この薬をこう飲みます
    9. 非ステロイド系の消炎鎮痛剤の選び方
    10. 痛風の薬の名前くらいは覚えておきましょう
    11. 海外で発作が起きたときの対策も必要です
  4. 根本的な治療法は“尿酸のコントロール”です
    1. 痛風のほんとうの治療は“尿酸コントロール”です
    2. 尿酸コントロール剤は生涯飲みつづけます
    3. 尿酸コントロール剤は2種類に大別できます
    4. 患者さんの判断で薬をやめてはいけません
    5. 尿酸合成阻害剤は尿酸が生み出されるのを抑えます
    6. アロプリノールを飲む条件と、その飲み方
    7. アロプリノールによって起きる副作用
    8. 尿酸排泄剤の作用、種類、飲み方
    9. 尿酸排泄剤の欠点と副作用
    10. 尿酸排泄剤を飲むのに適した患者さん
    11. どちらの薬を使えばいいか、その問題点は……
    12. 薬の量はこのようにして決めます
    13. 錠剤の飲み方はこうします
    14. 薬が効いてくると発作は起きやすくなります
    15. 薬物療法が持つジレンマを解決するために
    16. 痛風治療薬の飲み方の基本的な原則をここで復習しておきましょう
    17. ずっと尿酸コントロール剤を飲んでいても発作が起きてしまったら
  5. 痛風は合併症と併発症にも注意しなければなりません
    1. 最もこわい合併症は腎機能障害です
    2. 陣障害の初期症状は“のどの渇き”です
    3. 痛風の合併症の一つに尿路結石があります
    4. 腎障害や尿酸結石を悪化させると“腎不全”になります
    5. “痛風結節”ができるのは、痛風治療を行なっていないことを示す証拠です
    6. こんな合併症にも注意が必要です
    7. 痛風の併発症ともいうべき心臓病や脳血管障害が最近ふえています
  6. 痛風の発作や合併症を予防するために必要な検査
    1. 血清尿酸測定は2ヵ月に1回が原則です
    2. 尿中尿酸量は1日の総量が重要なポイント
    3. 1日の尿酸排泄量の測定はこうします
    4. 1日分の全尿量を測るための工夫
    5. 腎障害を調べるための尿の濃縮検査(フィッシュバーグ濃縮試験)
    6. 腎障害の程度を調べるための血清クレアチニンについて
    7. 尿の沈査で赤血球があれば結石が疑われます
    8. 結石が疑われるときは、造影剤を使ったX線検査をします
  7. 日常生活の中での治療上のポイント
    1. 痛風は日常の注意が欠かせない病気です
    2. 尿のpHを理想的に保つために重曹を飲みます
    3. 尿をアルカリにしすぎることも問題です
    4. 重曹は1日に何回も飲むのが理想的です
    5. 重曹のかわりに“ウラリットU”というアルカリ化剤を使うのも一法です
    6. 尿のpHを的確に判定する試験紙があります
    7. 痛風の治療には“薬”よりも“食事”?
    8. 食事療法はどう考えればよいのでしょうか
    9. これだけは押さえておきたい食事療法のポイント
    10. 肥満と痛風には密接な関係があります
    11. 水分を十分にとって尿量をふやしましょう
    12. 1日の塩分量は8g以下にとどめます
    13. お酒はたしなむ程度にします
    14. お酒の誘いや飲酒のすすめを断るための12ヵ条
    15. 運動は必要です。ただし、こんな点に十分に気をつけなければなりません
    16. これが痛風にとって「よい運動」です
  8. 痛風とまちがえやすい病気について
    1. 慢性関節リウマチと痛風の区別の仕方
    2. 変形性関節症と痛風の区別の仕方
    3. 偽痛風と痛風の区別の仕方
    4. 外反母趾と痛風の区別の仕方

内容

筋原性高尿酸血症[P.78]

河野典夫氏の研究によって、日本で新しく発見された高尿酸血症。
非常に特殊な病気で、少し運動しただけで尿酸値の大幅な上昇を示します。
筋肉の異常に原因があるので、こう命名されました。

河野典夫(きょうの健康1990.1)より

尿酸結石の比率[P.122]

大阪大学医学部泌尿器科で行われた2969個の結石の成分を分析した調査(1978~1984年)によると、
成分別に分けた結石の中で尿酸結石の占める割合は、約6.4%です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です