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書籍と雑誌の要約と解説

DR.SPOCK’S BABY AND CHILD CARE

HE ONE ESSENTIAL PARENTING BOOK

装丁
DR.SPOCK'S BABY AND CHILD CARE 8TH EDITION DR.SPOCK’S BABY AND CHILD CARE 8TH EDITION
Benjamin Spock
Gallery Books
ISBN0-7434-7667-6
2004/06/01
¥2200
目次
  1. YOUR CHILD,AGE BY AGE
  2. FEEDING AND NUTRITION
  3. RAISING MENTALLY HEALTHY CHILDREN
  4. COMMON DEVELOPMENTAL AND BEHAVIORAL CHALLENGES
  5. LEARNING AND SCHOOL
  6. HEALTH AND SAFETY

内容

牛乳はおすすめできない[P.331-332_337-338]

Over the years, doctors have counseled children and
teens to consume plenty of calcium in order to prevent
weakening of the bones in old age(osteoporosis).

According to the National Academy of Sciences,
children from age one to three need 500 milligrams of calcium a day ;
age four to eight, 800; age nine through eighteen, 1300.

A convenient way to take in this muchcalciumis through dairy products,
hence the national advertising campaign urging everyone to drink more milk.

Recently,however,experts have begun to question
whether children and adolescents really need this much calcium.

In one study of girls aged twelve to twenty, for example,calcium intakes
above 500 milligrams(about 40 percent of the standard recommend amount)
did not seem to increase bone density.

What did matter was a girl’s level of physical activity :
more active girls had higher bone densities.

アメリカは社会全体で食生活を変えなければならない。
最悪の食品は乳・乳製品である。

(中略)

長い間、医者は少年少女にたっぷりカルシウムをとらないと、
年をとってから骨がもろくなってしまうと言い続けてきた。

事実、米国科学アカデミーは1~3歳の子どもは1日500ミリグラム、
4~8歳は800ミリグラム、9~18歳は1300ミリグラムのカルシウムが必要だと述べている。

こんなにたくさんのカルシウムをとる一番手っとり早い方法は牛乳をたっぷり飲むことである。

アメリカは国をあげて「もっと牛乳・乳製品を!」という宣伝キャンペーンを繰り広げてきた。

しかし、最近、こんなに大量のカルシウムが子どもにほんとうに必要なのかと
疑問を投げかける専門家が現れるようになった。

たとえば、12~20歳の女性を対象にした研究によると、
1日500ミリグラム(勧告量の40パーセント)以上のカルシウムをとっても、
骨密度が増えることはないという。

骨を丈夫にするのは、カルシウムではなく運動なのだ!
よく運動する少女ほど骨が丈夫であった。

(中略)

個人的なことになるが、私は、88歳になった1991年から乳・乳製品を完全に絶ち、
肉は脂身の無い部分を少ししか食べないという食生活にきりかえた。
この食事にしてから2週間で、長年の抗生物質の治療で効果のなかった慢性気管支炎が消えた。

私の中高年の友人で、食事から乳製品や肉を除くことによって持病の心臓病がよくなった人が何人もいる。
この種の食事が効果を発揮するためには、精製しない穀物、
たくさんの野菜・果物を食べて、よく身体を動かすことが必要である。

私はもはや、2歳を過ぎた人間に乳・乳製品を勧めることはしない。
たしかに、乳・乳製品が望ましい食物だと考えていた時期もあった。
しかし、最近の多くの研究や臨床経験に基づいて、
医師も「乳・乳製品はよいものだ」とする考えを見直さざるを得なくなったのである。

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