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書籍と雑誌の要約と解説

日本の洗剤その総点検

洗剤告発運動の嚆矢

装丁
日本の洗剤その総点検 日本の洗剤その総点検
柳澤文正(新潟医科大学助教授/東京都立衛生研究所試験部長)
績文出版(日本図書館協会選定)
GTIN1077-307932-3881
1973/02/25
¥900
目次
  1. 洗剤と界面活性剤
    1. はじめに
      1. はじめ“一部の不安”であったが
      2. アメリカのサフォーク郡で販売禁止
    2. 洗剤とはなにか
      1. いま“洗剤”といえば
      2. 界面活性剤とは
      3. 洗濯の理論
      4. 洗剤の組成と中性洗剤
      5. ハード洗剤とソフト洗剤
    3. 界面活性剤――毒性とその対策
      1. 急性毒性と慢性毒性
      2. 皮膚の障害
      3. 血液への影響
      4. 肝臓への影響
      5. 奇形児の発生
      6. 発ガン補助作用
      7. 化学物質の吸収増進
      8. 生体内の機序が不明
      9. 魚類への影響
      10. 野菜洗いとABSの検出法
      11. 界面活性剤の除去法
      12. なぜ規制できなかったか
      13. 界面活性剤の規制を
  2. 合成洗剤の危険性
    1. 食物と化学的合成品――安全性の考え方
      1. 食物の安全性とは
      2. 厚生省の安全性の考え方
      3. 慢性中毒実験だけでは安全係数はきめられない
      4. だれもが同じ条件ではない
      5. 安全食品のきめては消費者の手中にある
    2. 科学的根拠なしの推奨――洗剤問題の出発点
      1. “権威ある推奨”のはじまり
      2. どんなデータがあったのか
      3. 森永ヒ素ミルク事件がおこっていたときに
      4. あらためて実験をしなおすということ
    3. 行政の考え方――倒錯した衛生思想
      1. 毒(農薬)を制するに毒(ABS)をもって
      2. 貧弱な食品衛生行政を向上させるために
      3. “通常の使用法”とは
    4. 洗浄の効果――野菜洗いで農薬はおちない
      1. PRには眉にツバをつけよう
      2. 情報が二つあるとき
      3. 果肉部に残留している農薬
      4. 有機塩素剤のおち方
      5. 有機剤のおち方
      6. 回虫卵は駆虫剤で、殺菌は消毒剤で
      7. 農薬禍からのがれるためには
    5. 許容量の安全性――安全量は底辺から割りだせ
      1. 安全率は二〇〇〇倍以上というが
      2. ほんの少量でおこった障害
      3. 食物は、TPOでかたよりがでる
      4. いつも、きびしいデータをとれ
  3. 合成洗剤の害毒
    1. 皮膚の障害
      1. 洗剤の皮膚障害は公認されない
      2. 洗剤でナマズの味らいは破壊される
      3. 洗剤による湿疹は“主婦公害”
      4. 皮膚からの吸収毒
      5. 吸収毒は口からよりも皮膚からの方が強い
      6. 集団給食の従事者の場合
      7. 企業は手の障害を知っていた
      8. ふえつづける主婦の“手あれ”
      9. クレンザーとシャンプー
    2. 生化学的にみた作用
      1. 体質をアチドージスにする
      2. 肝機能を悪化させる
      3. 溶血性が強い
      4. ABSの排泄
      5. なぜ、ウサギに腰萎が
    3. 発ガンと発ガン補助作用
      1. 界面活性剤の発ガン性と発ガン促進性
      2. ABSの吸収増進
      3. 他の界面活性剤の同じ作用
      4. ゴキブリの死について
    4. 催奇形性
      1. 胎仔の死亡率は三十倍
      2. 環境変異原としてのABS
      3. なお“おそれなし”という権力の機構
  4. 合成洗剤の環境汚染
    1. 環境汚染原としてのABS
      1. “処置なき汚水”
      2. ハード洗剤とソフト洗剤
      3. ソフト洗剤へのきりかえ
      4. 魚への影響
      5. ABSのとりこみ作用
    2. ここまできた公害問題
      1. 水道原水の汚染
      2. 井戸水の汚染
      3. ポンプまでマヒさせる洗剤
      4. リン酸の問題
  5. 洗剤問題の十年
    1. 厚生省のオスミ付きの抹消をめぐって
      1. “不適当”だった厚生省のオスミ付き
      2. あいまいな推奨制度のスタート
      3. “厚生省内”は架空であった?
      4. 近すぎた企業と協会
      5. “厚生省内”はいつまでも残った
      6. 厚生省は“国民大衆の味方”か
    2. 食品衛生調査会の答申の前後
      1. 問題の発火点
      2. 私たちの主張
      3. 公衆衛生学会での異例の討論
      4. 食品衛生調査会の答申とそれへの批判
      5. 研究者の微力なたたかい
      6. “示唆”にとんだ阿部氏の一文
    3. ライポンF誤飲死亡事件の記録
      1. 事故は予見されていた
      2. 死亡にいたる経過
      3. なぜ手当てをしなかったか
      4. 死因はなにか――監察医の鑑定
      5. 行政当局の冷淡な取扱い
      6. 検案書と判決文のあいだ
      7. 偶発的な事象からの推理
      8. 合成洗剤の加害はあきらか
    4. 合成洗剤の規制問題
      1. 結実しない厚生大臣の決意表明
      2. ようやくできた表示
      3. 食品衛生法の改正と中性洗剤
      4. シャボン玉の禁止通達
      5. 中性洗剤と学校教育
      6. 新製品の問題点
  6. 石鹸運動への展望
    1. 合成洗剤から石鹸へ
      1. “洗剤”が日本にやってきたころ
      2. 石鹸にもどれるか
      3. あなたはどうお思いですか
      4. “ノー中性洗剤”の生活を
    2. 私たちの合成洗剤追放運動 谷美津枝
    3. 浦和主婦会の石けん運動 細川かう
    4. 「石けんを使う運動」と私たち 貝塚せい子
    5. 東京都が学校給食に関する通達を出すまで 志沢充子
    6. 私たちの合成洗剤追放運動 岡本和子
    7. 学問は日々に新たに
    8. 行政とマスコミのはざまで――消費者の選択のために
文献
  1. 日本食品衛生協会『台所用中性洗剤』[P.14_83]
  2. 『朝日ジャーナル』1972年8月11日号[P.15]
  3. 『朝日新聞』「合成洗剤販売を禁止」1971年3月2日夕刊[P.18]
  4. 『衆議院社会労働委員会会議録37号』1972年6月[P.53]
  5. 『ザ・ファミリー』1972年9月29日[P.66]
  6. 柳沢文徳『食品衛生の考え方――食品添加物の安全性』[P.66]
  7. 『中性洗剤と食品衛生』[P.72]
  8. 衛環発第49号『野菜類,食器等の合成洗剤による洗剤について』[P.73]
  9. 『衆議院科学技術振興対策特別委員会会議録・第18号』1962年4月4日[P.74]
  10. 『食品衛生研究』1956年9月号[P.75]
  11. 『食品衛生研究』1967年1月号[P.79]
  12. 『保健同人』1962年3月号[P.80]
  13. 神奈川県保健指導課『中性洗剤』1971年[P.86_89]
  14. 『国立衛生試験所報告89号』「果実、野菜類の農薬残留量に対する剥皮および洗浄の効果」1971年[P.90]
  15. 高知県衛生研究所『野菜、果実類の有機リン、有機塩素農薬の残留調査と中性洗剤による洗浄試験』[P.92]
  16. 女子栄養大学『栄養と料理』1972年5月号[P.92]
  17. 『婦人民主新聞』1972年10月20日[P.95]
  18. 家庭と健康之新聞社『合成洗剤と私たちの生活――ご存じですか』[P.96]
  19. 『読売新聞』1972年10月2日[P.105]
  20. 『皮膚科の臨床』「三浦修(日本大学皮膚科教授):主婦湿疹の治療――その方針を確立するための基本的考察」[P.110-112]
  21. 皮膚科学会第400回記念東京地方会シンポジウム『合成洗剤の皮膚に対する影響ならびに家婦手指失神との関連性について』「R・R・サスキンド:家庭用合成洗剤の皮膚に及ぼす影響」1962年2月[P.112-113]
  22. 『日本公衆衛生学会雑誌』10巻1号、1963年[P.114]
  23. 『水処理技術』「藤谷超(水産庁内海区水産研究所):洗剤と魚」1967年6月号[P.115-116]
  24. 『朝日新聞』1971年11月7日[P.117]
  25. 『生活学校』1972年6月号[P.118_171]
  26. 『第16回日本公衆衛生学会』「順天堂大学医学部公衆衛生学教室:市販中性洗剤の皮膚に及ぼす影響について」1970年10月[P.119-120]
  27. 『衆議院科学技術振興対策特別委員会議録第18号』1962年4月4日[P.120-123]
  28. 兵庫県西宮市『くらしの情報』1971年11月25日号[P.126]
  29. 『朝日新聞』1972年12月29日[P.127-128]
  30. 『朝日新聞』1972年12月16日[P.128]
  31. 『毎日新聞』「化繊の下着・活性洗剤 ハダを冒す」1973年1月18日[P.128]
  32. 『朝日新聞』1962年2月19日[P.130]
  33. 『食品衛生研究』1962年4月号[P.131]
  34. 柳沢文正『糖尿病は治る』[P.135-136]
  35. 『油化学』15巻12号、1966年[P.141_171]
  36. 『ガン』8号、1969年[P.142]
  37. 『読売新聞』「恐怖の食品添加 界面活性剤」1972年9月21日[P.145]
  38. 『消費者』「脱!中性洗剤の生活」1972年10月号[P.146]
  39. 大場健吉『わが国の合成洗剤問題の現情』1966年[P.148]
  40. 『環境変異原研究会創立総会』「柳沢文徳:アルキルベンゼンスルフォネートの催奇形性に関する考察」1972年8月、国立教育会館[P.151-155]
  41. 『日本経済新聞』「東京都で、中性洗剤洗い直す」1972年9月3日[P.155]
  42. 『クリスチャニア・サイエンス・モニター』1961年[P.159]
  43. 『Time』1962年5月4日[P.159]
  44. 『西ドイツ・水・土壌・大気衛生研究所報』1962年6月号[P.164]
  45. 『三重大医学部解剖学教室業績集18』「メダカ胚の発育に及ぼす中性洗剤その他影響」1970年8月[P.170]
  46. 富山新一『洗剤の科学』1970年[P.174-175]
  47. 『朝日新聞』1970年7月17日[P.176-177]
  48. 『朝日新聞』「琵琶湖のくさい水道」1971年4月9日夕刊[P.178]
  49. 『朝日ジャーナル』1972年8月11日号[P.179-180]
  50. 日本食品衛生協会『中性洗剤と食品衛生』[P.183-186_190-193]
  51. 『株主手帳』「不安、疑惑、恐怖の泡?中性洗剤」1962年5月号[P.189]
  52. 朝日新聞社『PCB――人類を食う文明の先兵』[P.208]
  53. 日本消費者連盟『不良商品を斬る』[P.208-209]
  54. 『日本公衆衛生学会誌』10巻1号[P.213]
  55. 『日本公衆衛生学会誌』10巻7号[P.213-214]
  56. N・W・ウィンケルマン『事故性脊髄内洗剤注射に伴う神経障害』1952年[P.245-247]
  57. 岩田友和『食品公害への挑戦』[P.254]
  58. 国民生活センター『生活行政情報』第28号、1972年6月10日[P.260]
  59. 『読売新聞』「中性洗剤の不安から国民を守れ」1973年1月8日[P.261]
  60. 『読売新聞』「台所洗剤やっと法のわく」1973年1月5日[P.261]
  61. 『日本経済新聞』「尾を引く洗剤安全論争」1972年3月29日夕刊[P.266]
  62. 『朝日新聞』「昔ながらの粉せっけんを使いだした主婦たちの話<下>」1972年4月13日[P.266-268]
  63. 『消費者』1972年10月号[P.269-270]
  64. 『読売家庭版』1972年8月号[P.270]
  65. 開隆堂『家庭科通信』第109号[P.312]
  66. 『国際商業』「佐竹昭夫:解消しない消費者の不安」1973年7月号[P.314]
  67. 『毎日新聞』1973年7月14日夕刊[P.319]
  68. 『読売新聞』「中性洗剤 厚生省アワを食う 改めて安全性実験」1963年5月31日[P.322]
  69. 『公明新聞』「北斗七星」1963年6月11日[P.323]
  70. 『週刊朝日』1963年8月3日号[P.326]
  71. 『朝日新聞』「洗剤の推奨マーク除きます 業者、消費者に謝る」1963年5月17日夕刊[P.326-327]
  72. 『消費者リポート』154号[P.327]
  73. ライオン油脂『台所用洗剤のお話』1972年10月[P.329]
  74. 『朝日ジャーナル』1973年6月15日[P.329]
  75. 『読売新聞』「どうする“水銀列島”」1973年6月14日[P.330]
  76. 『国際商業』「合成洗剤と環境汚染の相互関係」1973年5月号[P.330]
  77. 『食の科学』「界面活性剤の毒性」1968年2月[P.334-335]
  78. 『山陽新聞』「潜在問題特別講演会から」1978年5月29日[P.338-339]
  79. 加藤辿『都市が滅ぼした川』[P.346-348]
  80. 『毎日新聞』「編集者への手紙」1978年7月28日[P.349]
校正
  1. 『京浜文学』(一九七二年ニ号)⇒『京浜文学』(一九七二年ニ月号)[P.211]

内容

乳化剤とスモン病[P.42-43]

今日問題になっているスモン病はキノホルムによって生ずるということです。
この薬剤は大正時代から用いられていましたが、
大正、昭和の初期にはスモン病はみられませんでした。
さいきん動物実験で、キノホルムに乳化剤を加えると
スモン病の発生がいちじるしく増加することが報告されました。

乳化剤とは界面活性剤であり、そして界面活性剤の代表的なものが洗剤であるとすれば、
スモン病が女性に多いことも、家庭で洗剤を用い、これが手などから浸透し、
相乗作用を生ずるという見解も成りたつのではないでしょうか。

多摩川流域のカシンベック病の発生も、ABSの二次的なつながりがあるとも考えられます。

柳沢文正にかけられた洗剤業界からの圧力[P.210]

私は都立衛生研究所に在職中、辺野喜夫所長から
「君は中性洗剤の研究をやめた方がとくだよ」と何回となくいわれました。
こういうことも、所長が川城巖博士、小谷新太郎教授らと食品関係の本を編んで、
中性洗剤無害論を主張されておれば当然で、こんなふうに私の中性洗剤研究には、
たえず圧力が加えられたものです。

昭和三九年四月一日にも、私は東京都の目黒勝郎衛生局長によばれ、
各部長立会いのうえで中性洗剤の毒性研究の中止をいいわたされました。
「洗剤の毒性、公害について局長が責任をとるのでしたら、明日からやめます。
現に多摩川上水道で多額の処理費が使われているのではないでしょうか」
という私の問いに、局長は解答できず「私の苦境も知ってくれ」とのことでしたが、
私は「公衆衛生というものは“疑わしきは許さず”であるから、
ただちに洗剤の使用を禁止すべきです。
ですから、また明日から洗剤問題を国民のために研究し、その害毒を伝えます。
これが公衆衛生で私たち公僕がおこなう義務です」といって帰りました。

反論すると怒り出す洗剤メーカー講師[P.272-273]

ある日、食品衛生協会主催の合成洗剤の講習会があって、私も受講しました。
講師はメーカーの研究室の女性の方でした。
食器、野菜、果物の洗浄についての効果と必要性について力説され、
全く人体に無害なので泡がなくなるまで水洗いする必要は全然ない、
というお話でした。

そこで、同席した友人が、次の質問をしました。

「毎年ブドウジュースをつくっていますが、
今年はじめてブドウを合成洗剤で洗ってからつくりました。
ところが、例年になく発酵が悪く、ジュースの出来具合いが悪いけれども、
洗剤がブドウのもつ酵素のようなものを破壊するのではないでしょうか。
そうだとしたら、泡が残っていたら人体に有害ではないでしょうか」

という意味の質問をしました。
これに対して、講師の方は顔を赤らめておこりだし
「わが社ではりっぱな研究室があり、十分な研究をしています。
私も全国を講習して歩いていますが、こんな馬鹿げた質問ははじめてです。
絶対に大丈夫です」と声高に答えました。

(昭和四七年八月 新潟県食品生活改善普及会長)

石鹸にして手荒れが治った浦和主婦会員[P.278]

中性洗剤のこわいことを知った以上、
これを消費者に知らせるとともに安全な石けんの共同購入をしよう、
との役員会の決定により“昔ながらの粉せっけん”を
トラック一台とりよせてみんなで使ってみました。

その結果、手のあれが治って、
すすぎが早いので一か月で水道料金が三百円節約できた(五人家族)、
かわきあがりが軟らかいので赤ちゃんのお尻のただれがなくなった、
などの報告が寄せられてきました。

(昭和四七年八月 浦和主婦会会長)

洗剤業界に牛耳られているJIS規格審議会[P.290]

四七年八月に制定された衣料用合成洗剤のJIS規格中に、
補助剤のリン酸塩が「八~二〇%含まねばならない」
と規定されているのを知った私たちは、その点について通産省に抗議し、
公開質問状を出しました(この回答はいまだにありません)。
ここでわかったことは、JIS規格の審議会のメンバー構成のあり方です。
洗剤については化学部会中の合成洗剤専門委員会が決めるのですが、
その審議会のメンバーは、ライオン、花王……とメーカー側が半分、
中立?という学者、消費者代表として主婦連から二名という構成。

(昭和四八年六月 洗剤のための連絡会会員)

石鹸生活で主婦湿疹が治った岡山県竹荘中学校教諭[P.292]

私が合成洗剤追放運動を始めたきっかけは、
二年間病院に通っても治らなかった激しい手荒れ(進行性指掌角皮症)が、
合成洗剤の使用をやめて、粉石けん、固形石けんだけの生活に切りかえたところ、
ニか月でウソのように治ったという、三年前の個人的な体験からです。

結婚以来手荒れが年々ひどくなり、チョークを握るのも苦痛で、
指に絆創膏を巻きつけたり、手袋をはめて教壇に立ち、
生徒とバレーボールをすると、割れ目から血が吹き出し、
物がつかめない有様でした。
お医者さんも「原因はよくわからない」と言うので、
「自分の皮膚が弱いから仕方がない」と、
すっかりあきらめていた、その手荒れが治ったのです。
涙が出るほどうれしかった。

その後、資料を集めて学習するうちに、
それまで何気なく使っていた合成洗剤の恐ろしさにびっくりし、
「せめて知人にだけでも教えてあげよう」と、
東京のメーカーから粉石けんを取り寄せては、
近所の人や職場の同僚に斡旋していました。

近所に、からだ中湿疹だらけで一年半も病院へ通い、
副腎皮質ホルモン軟膏を塗りつづけても治らない二歳の坊やがいました。
粉石けんで洗濯しはじめると、一か月できれいに治ってしまいました。
また主婦の手荒れも石けんに切りかえると、どんどん治っていきます。
私の夫は、それらの実態を次々とカメラに収めていきました。

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